ようやく夜更けは涼しい風が吹くようになりました。

この夏、異例の暑さだったですが、胸騒ぎがして、7月末のこと介護施設に放り込まれた母を訪ねたら、ななんと、通算5回もブッコロ注射射たれたとのこと(一回目射たれた時あれほど射つなといっておいたのに)。施設長に文句言ったら、一回も射ってない利用者さんもおられるとのこと。母曰く、まるで2類当時のように「周囲にご迷惑かけちゃいけないから断らなかった」との救いようのない回答。
施設長にはこれ以上射たないように言っておきました。
母にも決して射たないように忠告しました。
忠告したのは私だけだったそう。
母が兄の暮らす都会の住まい近隣の介護施設を出たくてたまらなくて、韓国について行きたいとまで言いました。要介護でもない要支援の軽い方なので、韓国に連れて行ってあげたいけど、外国へ出れば介護保険がもらえないという経済面に目をつぶっても、言葉が分からない上に、母に外国人としてよそ者扱いされる残酷さ、過酷さは味合わせたくない(日本人が韓国に住めるのは韓国人の振りをしてるからです)。

昭和11年生まれ。いつお迎えが来てもおかしくない歳ですが、施設に入ると社会から必要とされてないと思い至り、早くあの世に行くことが周囲への親切だというように、余生短い他人さんから間接的に刻印されるようです。家族や社会から必要とされている、という思いが、人を生かしてくれるし、やる気にもなるでしょう?

下の子連れて日本に移り、母にそこへ住んでもらおうか、とも考え巡らせました。旦那と上の子は拠点を移すわけにもいかない。そうなるとうちは離散家庭…。これは現実的な案ではありません。

介護の程度が軽いからそんなこと言ってられるんだと分かってはいますが…。


頑張れサンテレビさん。
でも政府はもう国民守る機能はないようです。