メロリンQの屈辱~山本太郎まとめとオマケで竹田VS池田~ | 儂は悪くないぞ!松平が!松平の奴が悪いンだ!

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儂は悪くないぞ!松平が!松平の奴が悪いンだ!-oubogazo
 小林よしのりのゴー宣道場だが、どうも抽選で落とされてしまったようだ。

まあハズレてしまったのものはしょうがない。

 さて、ブログを更新していないうちに珍事件が起きた。いや、今現在も進行中で、2013年10月31日秋の園遊会にて起きた参議院議員の山本太郎が起した手紙手渡し事件が事の発端である。


 園遊会において山本太郎が今上陛下を呼び止め手紙を手渡した。

これが政治利用に当たるのではないのか?と世間で騒がれた訳だが、片一方の当事者である今上陛下側は事態を速やかに治めるべく、宮内庁が政治利用に当たらないと発表をしたわけだが

 面子を潰された議員連中と世間の一部の方々は腹の虫が収まらなかったようで、彼の無体に対して参議院は翌日に臨時理事会開いて山本太郎の処遇について検討した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131101/stt13110110060003-n1.htm

 11月5日参院議院運営委員会は岩城光英委員長が山本太郎に出処進退を確認する方針を決めた。

同日、国会内で委員長が面談したところ、山本太郎は自らの行為を陳謝した上で議員辞職の考えがないことを伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131105/stt13110520410006-n1.htm

 記事文面中で『岩城氏によると、山本氏は「陛下に心労をお掛けした。猛省しなければならない」と謝罪の意向を示し「国権の最高機関の一員である自覚を深く持たなければいけないことを再認識した」と語ったという。

 その後、記者会見した山本氏は「(参院選で投票してくれた)67万人近くの方と約束したことがある。職を辞するわけにはいかない」と強調。「国会議員になって3カ月、変化をもたらせない歯がゆさが自分自身を動かした」と釈明した。議運委としては山本氏に議員辞職の考えがないことが明らかになったのを踏まえ、8日までに処分を含めた対応を決める方針だ。 』と語ったそうだ。

 その後、11月8日に国会法の秩序保持権に基づき、山崎正昭参院議長が山本太郎に対して厳重注意し、皇室行事への出席を禁止する処分を伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131108/plc13110810560005-n1.htm

 

 この山本太郎、世間の人々から中々許してもらえないようで、ビートたけしや衆院議員となった、そのまんま東にもTV番組で叩かれたようだ。

http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/11/03/0006468430.shtml

http://news.livedoor.com/article/detail/8266795/

 そのまんま東の場合は、番組中、維新の会について話すよりは芸能人としても格下である山本太郎の方がネタとして扱い易くスケープゴートにしやすかったのであろう。


 さて、一連の騒動に関する報道で山本太郎は「猛省している」と述べ、手紙を手渡した直後より反省を深めた様子で「思慮深さが足りなかった。この一言。本当に身勝手な振る舞いだった」と言ったそうだ。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/11/09/kiji/K20131109006975190.html

 ならば参議院議長や参院議院運営委員長を通して各方面に謝罪を伝えるべきだと思うが、何故か彼の矛先は

「できることならば(陛下に)直接お会いして、今回の非礼についておわび申し上げたいが、それはかなわないようなので、すでに二重橋に行って、時間があるときは陛下におわび申し上げている」

 これは皇居の門が開き陛下自ら許してくれるまで訪ねるというのか?

まるで現代版カノッサの屈辱っぽいが、いやいや法皇ならぬ天皇陛下から、先に書いたとおり宮内庁長官を通して不問(赦免ではない)に処すと答えは出ているのだ。これ以上、陛下にどうしろというのか?

 これではチンピラやヤクザが逆恨みして難癖をつけているのと同じである。


 先に述べたとおり、彼が謝罪するとすれば貴族院からの流れである参議院の伝統と品位を貶めたのだから参議院議長や参院議院運営委員長を通して参議院議員達に謝罪をすべきである。

 世間的には迷惑にならなければどうでも良いのでは?という気持ちだろう。自分もそうで、心の片隅で、わざと嫌がらせをしているのであろう程度にしか思ってなかったが、これは酷いなという映像が山本太郎側からyoutubeに流れた。

http://www.youtube.com/watch?v=xci9-_p2_1w

 新潮は斎藤十一という卑しい生まれの人物が、己の性根の卑しさと醜さを恥じて他人を自分と同じ位置に堕とすために創刊した雑誌だ。

 正直な話、そんなところで記事を書いてる者が、どんな目にあっても自業自得で可哀想には思えないが、それを差し引いても山本太郎と横川圭希と名乗るチンピラの宮城の周辺における狼藉振りは言語に絶する。どこか離れた場所や、後日書面で抗議するなど他の対応ができなったのであろうか?

 また、彼にとって気に喰わない人物が現れれば再び宮城周辺で狼藉を働くのか?当事者三人以外の通行人の顔をみてみるといい。彼らがどれだけ迷惑な行為をやっているか良くわかる。

 山本太郎が今上陛下を敬愛しているとか尊王の精神を持っているという人達がいるが、この映像を見る限り、そうは思えない。場所をわきまえず自己の利益を守る為に周囲の迷惑に構わずハイエナ記者を吊るし上げる。これが山本太郎の本質であり本性であろう。

 

 こんな男だからであろうか?11月13日には、折り畳み式ナイフが入った裏面に、「近日中に刺殺団を派遣します」と書かれた山本太郎宛ての封筒が参院議員会館で見つかり、同21日には散弾銃の銃弾の様なもの1発と「近日中に射殺します」という脅迫文が入った封筒が銀座郵便局で見つかった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131113/crm13111318110011-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131121/crm13112113380007-n1.htm

 悪質なパフォーマンスが悪質なパフォーマンスを呼ぶ。まさに類は友を呼ぶというべき状況であろう。なんとも、はた迷惑な奴である。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131114/plc13111420180016-n1.htm

 しかし、陛下は彼が行なった行為に対して不問となさり、それどころか新聞で13日に起こった脅迫の件を知り、山本太郎の身を案じてくださっていることを宮内庁長官を通じて世間に訴えたのだ。

 彼が謝罪に赴く理由も意味がない。陛下も彼に議員として一日でも早く職務に復帰して、彼に投票した人達の為に議員としての活動に専念すべきだと思ってらっしゃることであろう。

 このまま理由もないのに訪問されては相手にとって非常に迷惑であろうし「(参院選で投票してくれた)67万人近くの方と約束したことがある。職を辞するわけにはいかない」というのであれば、尚更の事、毎日、皇居の二重橋に行って油を売ってる暇などないはずだ。

 一刻も早く東京電力福島第1原発事故の健康への影響や、原発で働く作業員の労働環境の実態を知るべく、自ら福島県双葉郡大熊町に乗り込んで、一日でも多く現地で暮らすべきだと思うのだが。


 この11月中で他に気になったのは竹田恒泰氏に対して池田信夫氏が、いきなりTweeterで罵声を浴びせた件だが、時期的に報道2001の婚外子に対する発言が気に喰わなかったのか?このブログ扱った「たかじんのそこまで言って委員会」の件が気に障ったのか?ただ、池田信夫氏がTweeter上であげた通名問題に関するブログの内容が、事実からほど遠い憶測まみれの内容であることは、このブログを読んだ方達なら理解できるはずである。


 更に、この婚外子に関するブログの記事もおかしいもので、読み始めてすぐに何点か気になった。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39239

1..「新平民」と呼ばれた被差別部落民は壬申戸籍で差別され

ほとんどは平民と記載された。新平民、エタなどは壬申戸籍において平民91.27%に対して1.73%である。

2.内地人と朝鮮人は同じ日本人でも「本籍」で差別される、多重ピラミッド構造の家父長国家だった。
池田信夫氏が問題にしている戸籍法は明治4年(1871年)からで韓国併合は明治43年(1910年)と、大分後のことである。制度に則っただけで差別すること前提で作られた法律じゃない。

 かなり強引な文面で読み進んでいくと、どうも結論の朝鮮人差別云々ありきで書かれた文章の様だ。


 妾は大宝律令では妻と同じ二親等で財産継承権、貞操の義務もあり、浮気をすれば姦通罪になり、良人が死ねば妻子と同様に服喪令に遵って身を慎んだ。

 以後、段々と地位が落ちて江戸時代になると配偶者から召使、雇用人となった。人別長には下女と書いてメカケと読ませた。側室と違い後継ぎを産んでも召使であり、子供が尾張藩主徳川義親となった松平婦知子の例なんかは有名であろう。

 大体、妾は当時は男のステータスで囲っている人数で金と力の強さを対外的に示せた。故に江戸中期では貧乏な武家より町人が妾を囲っていく。

 宝暦の時代から流行になり、一人の妾に対して複数の男が契約し、時間ごとに、どの旦那が会えるか決めたり、京都などの観光地では月囲いといって観光地に滞在中だけ囲われる契約をする妾もいた。この頃には人妻も妾になり、夫と相談で囲う旦那を選んだという。

 こんな時代ならばともかく、現代は一夫一婦制である。妾は現在の法律では人間として扱われているし、個人的には他人の家庭に波風を立ててしまったのだから、婚外子は償い的にも相続に差が出てしまうのは仕方がなかろうと思うが、自分は憲法学者ではないので、ここまでにしておきましょうか。

 それとも伝統に則り奴隷や所有物とした方がよろしいのでしょうか?


 最後に池田信夫氏は、ナショナリズムは、日本のように組織化された宗教を持たない国で国民を統合するほとんど唯一の概念装置だがとおっしゃるが、これは本気で言っているのか?有名なところでは戦国時代から戦中の満州まで関与した本願寺教団があるのだが・・・

 池田信夫氏もネトウヨとやらと同じ程度の歴史観なんだろうと思った。争いは同じレベルの者の間でしか起こらないというがさもありなんである。