ある機関紙のコラムを書くことになりましたので、以下のような記事を掲載しました。(Ver1)

思いやりの心

 美食という文化の後に出てきたのが、話題のB級グルメ。ホルモンうどんに蒜山焼きそば、どちらもおいしいですね。
 さて、少し思い浮かべてみてください。皆さんは小学生で、お友達の家に遊びに行っています。ちょうど昼時となり、友達のお母さんがお昼ご飯を出してくださいました。1つは、出前で頼んだ上握り。もう1つは、友達のお母さんが有り合わせの食材で作ってくれた野菜炒め。どちらがおいしく感じられたでしょうか?きっと一手間かけた野菜炒めの方がおいしく感じられたのではないでしょうか。
 いつでも、どこでも、簡単においしい食べ物が手に入る時代になりました。だからこそ、一手間かけておもてなしをすることが、大切だと感じます。出前の上握りより野菜炒めの方がおいしく感じるのは、気持ちをこめて作ってくれているその過程を想像できるからだと思います。
 「一期一会」主人と客の双方が思いやりの心を持つと豊かに暮らせますよね。