中学1年の息子に言われた言葉です。


凝視中学って、なんか嫌な先生がいないんだよ。小学校はハズレの人も結構いたけど、中学は1人しかいない


(いるんかいっ!)←笑


確かに。

小学校の先生は、どうかな?と思う方が何人もいらっしゃいます。

でも、中学はあまり感じません。


先日、保護者の会の手伝いで中学に出向きました。

その時に一年生を担当されている教員の方々とお話ししましたが、みなさんとても大人で良い雰囲気。

正直、小学校の先生とかなり違います。


息子の今の担任は、3年目かな。若い男性ですが、子どもたちへの話し方や態度など概ね好ましく感じました。

小学校6年の時の担任も、実は3年目の男性でした。この先生もとてもよかったので、「良い先生」を測るのに必ずしも小学校とか中学校、何年目であるかという尺度は必要ないことは理解しています。

その中で私が思ったことは。


どんな「先生」であるかは、結局相手をする子どもたちの成長具合によるのでしょうね。


ということです。


中学生や、小学校も六年生くらいになると、先生方の「子どもだまし」が効かないんですね。

低学年や中学年の幼いタイプならそれで誤魔化せても、高学年〜さらに上の学年になると、子どもたちも大人になるので、教師もガチンコ勝負なんでしょう。

私たち親も、我が子が小さかった時より成長してきた今の方が、よりごまかさず、正面からしっかりと向き合わないと、子どもはしっかり見抜きます。

私はもちろん子どもたちが小さい頃からなるべくちゃんと向き合って育ててきたつもりですが、5歳差の妹と、中学生の兄への対応は大きく違います。

求められる向き合い方、向き合って欲しい方向性が違うんでしょうね。


息子が6年の時の学年主任がまさしくそれでした。

中堅より少し上の男性教師。

最初こそ子どもたちは「いい先生」と口を揃えていっていましたが、少し経つとみんな違和感を覚えたようです。(ちなみに保護者は最初の挨拶からなんとなくもやっていました)

物腰柔らかで、笑顔も優しく、声が低く響く背の高いイケメンなのですが、内容がペラペラなんです。

その前の年は一年生の担任でした。その時は子どもにも親にも大人気でしたが、6年生相手になると親も子もペラペラさをすぐに見抜き、最後の謝恩会の場ですら、先生の言葉は薄くヒラヒラと宙を漂う感じで終わりました。(札無く良いこと言っているけれど、中身を感じない)


中身の詰まった教育をしないと、思春期は向き合えないということなんでしょうね。


もちろん、小学校でも中身が詰まっている先生が何人もおられました。その話はまた今度。