息子は12歳です。

大学をストレートで出たとして、社会人になるまであと10年です。


10年って、私からみるとあっという間なんですよね。

ここまでの12年はあっという間ではなかったけれど。

多分、これからはあれよあれよと過ぎて行く気がします。

やれ定期試験だ!

と何度か騒いでいるうちに、受験がやって来て。高校生になって。

また定期試験だなんだとやっているうちに大学受験。


ほんと、早いだろうな。




その息子の友だちが、小学生の頃にお父さんから株を教わり、株式投資で得たお金でアップル製品を買ったと聞いて来ました。

凝視俺も株を買う!


垂涎のアップル製品をたくさん持つ友だちを見たら、……まあ。そう言うわな。


最近、株などを低年齢から教える話をよく聞きます。

お金のことを子どもの頃から教えるのは、ある意味大切だと思う。


凝視パパ、俺も株やりたい


そうなるわな。



でも、私はなんだか心の中がモヤモヤします。

なぜかスッキリしないわけ。


ラジオを聴きながら車で出勤する時にそのモヤモヤがはっきりしました。


モリタク(森永卓郎)さんが

「お金は増えません。お金を増やすには、働くしかありません。働け!」

と、言っていてね。

高橋洋一さんが

「まず、数学を勉強しましょう。数学(統計の理論や計算の仕方)を理解していれば、騙されない。自分で考えられる」

と言いました。


そうなんだよな。

子どものうちから、楽に多額のお金を手にする経験をさせたくない。

お金は自分で一生懸命働いて手に入れるもの。


やっと、モヤモヤが晴れ、このように整理がついたので、この放送をradikoで聞かせて、私の考えを息子に話をしました。


真顔だから、私はあなたが株式投資をするのは反対です。

株式のことを考える暇があったら、その前に、世界のこと、経済のこと、世界がどう成り立っているのか。基本を学んでください。

将来、大人になった時に、その知識が役に立つ。

知らないままだと、危ないと思う。

今、楽して大金を稼ぐ経験は、あなたには良くないと、私は考えています。


ぴーすけは、ちゃんと話を聞いた後、

凝視うん、わかった。

と、理解してくれました。


色々な考え方があって、お友だちのように経験させるのも一つの方法だなと思うんだけどね。

昭和な私は、泥臭い考え方から抜け出せません。


垢抜けない親でごめんよ(笑) 


そして、モリタクさんと高橋洋一さんと垣花さんがシェイクスピアの話題で盛り上がっていたけれど、数学も経済もシェイクスピアも理解して話せる人間に魅力を感じます。