小学校のお祭りがあります。

2年生以上が「作るお店」と「体験するお店」を作り、子どもたちがお店をまわり、楽しむ感じ。

作るお店は、主に廃材を利用して、例えば

 万華鏡

 ハーバリウム

 キーホルダー

 しおり

などなどが作れます。

体験するお店は、

 おばけやしき

 射的

 段ボール迷路

 ボーリング

などなどができます。


娘は初めてで、息子は最後です。

今回は娘の話。


コロナ前までは、土曜日に行われていて、保護者も参加できました。なので、大体一年生は親と回ったのですが。

コロナで規模が縮小され、まだコロナ前には戻らず。

今年は平日開催で、保護者は参加できません。

なので、一年生は先生がペアを決め、2人で回るようなのですが。


娘は自分の相方が嫌なんです。

授業中も給食の時も、とにかく先生からよく注意を受けるFくんなんですって。

先生が席が隣の人と回るように言ったようです。

娘は1番前の真ん中。その隣にいるのがF君だったようです。


うさぎママー、おまつりさ、最悪なの


前夜に、嫌そうな顔で私に訴えてきました。

楽しみにしていたのにどうしたのかな?と思い


ニコニコ何が最悪なの?


と聞けば。


うさぎ2人で回らなくちゃいけなくて、にこちゃんさ、Fくんと2人なんだよ!!


おおおお!

それは、大変だ!


事情を聞けば、一年生だし、フリーでまわるのは難しいのはわかるし、席順ペアは妥当なんだと思う。

しかし。

娘の相手がFくん。

学校公開でも見ていたけれど、確かに娘が困るのもわかる気がする。


意思の疎通はできても、2人で決めた通りには動かなそう(笑)

しかも。

にこちゃんは明確に行きたい場所があるから、そこにFくんと上手く回れなくて行けなかったら、ショックだろうな。


このお祭り。

私は2回行ったことがあるけれど(3年生からコロナ禍)、人気のお店はものすごく混むの。子どもたちは人気のお店に殺到するし。

初参加の一年生はちゃんとまわれるのかな。


まだ6月。(コロナ前は年明け2月に、コロナ禍ではお店は5、6年生のみの縮小版で12月に開催されていました。今年度から6月開催に変更)

一年生は幼稚園児みたいな子も多いし。


うさぎもう、どうしよう!お化け屋敷にも行きたいし、にーにのとこにも行きたいし。全部回ろうと思ってるのに

Fくんとだったら無理だと思う!


本気で最大限の嫌な顔を作り、ウダウダ言っているのでね。


とはいえ。

親がペアに口出しはできないし。

そんなことを連絡帳に書くのも、踏み込みすぎだし。

私にできること……。


ニコニコ先生にさ、朝

「私は後半に4階の音楽室と算数教室に行きたいけど、F君とうまく一緒に行くにはどうしたらいいですか?」

ってさ、相談したら?


苦肉の策を提案したら、にこちゃんは乗り気になりました。


うさぎ同じ言葉は言えないかもしれないけど、言ってみる!


ニコニコ同じに言わなくてもいいんだよ。にこちゃんの思っている不安を、先生に伝えられればいいの。


うさぎわかった!


その後、お風呂の中で、何回か口に出して言う練習をしました。


うまく伝わるかしら。


兄がお店にいる時間は後半だとか。兄のお店は算数教室で場所はどこにあるかとか、二つあるお化け屋敷でも音楽室の6-1の方が楽しそうだよとか。

ハーバリウムのお店は二つあるけどどっちがいいかとか、にこちゃんの目的は一年生にしては明確すぎるので、Fくんにとっては迷惑だよなとも思う。


そもそも一年生なんて、端っこから順番にまわればいいと、先生も思っていそうだし。


娘はFくんが嫌いなんですって。

理由を追求すると、「いつも」先生に注意されているからと、髪型(←笑)

「先生が注意する」ということは、本当に難しいね。それだけで、「ダメなやつ」的な先入観を周りに与えてしまう。

その辺を先生はちゃんと理解できているのだろうか。


ニコニコにこちゃん、ママはね、Fくんはさ、4、5、6年生くらいになったら、元気で楽しい男の子になってると思うんだ。にーにと一緒にいる友だちみたいな感じかな。

今から考えてもわからないだろうけどね。

だから、嫌わないで、いいところ探してごらん


うさぎそーなんだー


ニコニコそーなのよー


そんな会話もしました。


さて。初めてのお祭り。

にこちゃんは楽しめるかな?