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久しぶりの更新はブックレビューです。

まずはこちら。
とあるブロガーさんが紹介されていて気になってた本を読んでみました。

幼なじみである護と徹子が主人公。
護と徹子のそれぞれの側から物語が進んでいきます。
前半の護側からの部分は特に事件とかなく、普通に護の青春が過ぎていく様子が描かれていくので、けっこう読み飽きる感じがします。
が、後半の徹子側を読んでいくと、徹子の性格とか境遇にどうしようもなく不憫さを感じました。
徹子って、真面目で誠実で、「善人」という言葉がぴったりな人間だと思うんですよね。
そういう「善人」は、「カタリ」のような人に目をつけられてしまうのかなと。人生のドン底に落ちていきそうな徹子に対して、救いようの無さというか、どうしようもない無力感を感じました。
徹子側を読み始めると、先が気になるハラハラ感もあって、あっという間に読み終わりました。

私はこの本で、自分が育児中ということもあって、徹子と母親の関係に注目してしまいました。
徹子の母親は、弟には甘いけど姉の徹子には少し冷たい態度をとってるんですが、実は母親自身が母親から同じようにされていた事が分かるんですよね。
母親は、自分がされて嫌だった育て方を、自分の子供達にしてるんです。
自分にも思い当たる部分があるので気を付けないとな~なんて、あまり本筋とは関係ない部分が気になってしまいました。


つぎはこちら。

 

 

佐伯泰英の長編時代小説「居眠り磐音」シリーズの続編という位置付けでしょうか。


「居眠り磐音」シリーズは、51巻が確か最終巻だったはず。映画化もされましたね。

「空也十番勝負」は、磐音とおこんの長男である空也が武者修行していくという物語です。

「居眠り磐音」では主人公の青年時代から始まるんですが、「空也十番勝負」は空也が16歳で武者修行に行くところから始まります。

まだ16歳という少年なのに、泰然とした態度と次々と敵を倒していく姿に、すでに大物感漂ってます。

最後には勝負に勝つという安心感は、「水戸黄門」さながらですが、空也がどうやって武者修行を終えるのか、眉月姫との関係はいつ進むのか、続きが気になります。



「居眠り磐音」の映画は、松坂桃李くんが主役なので(←ww)DVD借りて見ました(*´艸`)

映画もなかなか良かったですよ。


 



子供達の学校の宿題で、「親子で本を読んで一緒に話し合う」というのがあるんですが、そっちはほったらかして違う本ばかり読んでしまうダメダメな母さんです。

来週には学校始まるから、そろそろ読まないといけないな。。。汗





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