おじいさんの荷物を持って、家まで送り届けることになった。
歩き始めてすぐに、おじいさんが、キョロキョロしたと思ったら、いきなり横断歩道がない道路を渡ってしまった
それも車が来てるのに!
「危ない!」と言ったけど、止まることなくおじいさんは、フラフラと道路を渡った!
幸い車は、スピードが出てなくて、止まってくれた。
寿命が縮まる思いがしたよ!
私は運転手にお辞儀をして、小走りでおじいさんを追いかけた。
危ないですよ!とおじいさんに言ったけど、聴いちゃいない
角を何度も曲がって、フラフラと進むおじいさん。
15分くらい歩いたと思う。
おじいさんがまた、キョロキョロし始めた。
もしかして、家が近いのかもしれない。
ずっとゆっくり歩いてたのに、徐々に歩くスピードが速くなってきた!
荷物を持っている私は、おじいさんに追いつくのに必死
家が近いのか聞きたいのに…。
すると、おじいさんが走った!
さっきまでフラフラ歩いてたのに、走るか⁉️
心の中で待って!と叫んだ。
その時、おじいさんが盛大に転んだ❗️
血の気が引いた。
慌てておじいさんに駆け寄った
つづく