私の祖母は認知症が進行してほとんど話せなくなり、私も時々忘れてしまうようになりました。
介護拒否も強く看護師さん介護士さん私とみんな困り果てています笑笑
そんな今でも衰えない祖母の嗅覚
それは「ひつまぶしのにおい」です。
祖母は名古屋生まれで本人曰く「ひつまぶしと味噌で育ってきた」らしい。
そんな経緯もあってお祝い事、家族のイベントなどがあるときは必ずひつまぶしでした。
最近は噛む力が低下し食事拒否も増えたのですが、ひつまぶしの時だけは自ら食べようとします笑笑。
あれれ。まだお米も鰻も噛めるじゃん。っていつも思います。
食事拒否もなく食べてくれるのですが逆に自分で食べようと必死に前へ前へと食らいつくので汚れるし落ちそうになるしまあ大変。
最近では祖母の前にひつまぶしはおかず、私が真後ろから一口サイズを摘んで祖母の口に運んでいます。
最近滅多に見せない笑顔と食欲に私も嬉しくなります。
けれども「あれはあれ、これはこれ」とはよく言ったもので薬は断固拒否。
結局いつものようにシリンジで投薬です。とほほ、