朝から調子が良かった。胸の痛みは残っていたが、なんとか左半身を下にするなど動けた。
午前中はとても調子が良かったので、
デイルーム(面会用にソファなどがある部屋)に移動して雑誌を読んでいた。
入院前の生活に近づくと、ついつい仕事のことを思い出してしまう。あーあ。
▼エアリーク発生!
11:30 看護師さんの朝のチェックで、ドレーンから空気漏れ(エアリーク)に気付く。
これまで無かったので、肺から空気が漏れているのかもと。
最初は何かの間違いであって欲しいと願った。
だって、せっかく手術したのに、また漏れたのかよって!!
胸の痛みも無いので冷静になってドレーンのチューブを抑えるテープをしっかり押さえると、
なんだかエアリークが止まったような気がして、テープの横から漏れてるのさ、とか思った。
その後も、雑誌をデイルームで読んでいるとエアリークがあったり無かったりで、
気のせいだろうと、知らないふりをしていた。でも、本音はすごい不安だった。
15:40 栗原先生の回診
不安な状態のところ「咳をしてみてください」と言われて、軽めにやってみたら、
なんとまあ、エアリークがぼこぼこ出てくる。これにはがっかり。
早ければ管が抜けるが、この日は持続吸引機を外すのは1日お預け。
栗原先生は「ちょっと様子見てみましょう」で次に行ってしまった。
いま思えば、この時に先生をつかまえて理由や状況をいろいろ聞いておけば、
この日と次の日までの不安感はだいぶ減っていたなぁと思う。
だって、エアリークの理由が分からない。
肺の痛みは無いけれど、最悪は気胸再発、手術を繰り返すのかと考えると、頭が重かった。
俺が午前中に動き回ったのがいけなかったのか?
右わきが突っ張るので伸ばしたのが悪かったのか?
同じ日に手術を受けた若者は、手術後に痛い痛いと唸っていたが、
持続吸引機を外してOKということになっていて、正直、焦る。
しかし病気はマイペースなので仕方ないと開き直ることにする。
16:00 シャワー(入浴)
二日ぶりのシャワー with ドレーン。
シャワーを浴びれるのは嬉しいが、ドレーンが気になって動きにくい。
しかもチューブをおさえるテープが外れてしまい、めっちゃ焦った。
風呂を出て看護師さんに聞いたら、なんとテープの剥離紙が付いてただけとのこと。
なんだよ。。
エアリークは起きたり、止まったりで、正直、よくわからず、とにかく不安。
この日は一日中、持続吸引機から聞こえるボコボコという空気漏れの音が気になって仕方無かった。
明日はずっと横になって、安静にしておこう。
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健康な体作りは体内から。肺気腫でお悩みの方にも。