こんにちは。
暑い上にジメジメしてて、ますます食欲が細くなっているオババ桔梗です。
暑いからエアコンをつけてしまうんですけど、桔梗家の場合、
今どのくらい電力を使用しているか可視化できるシステムになっているので、グングン上がるグラフを見ていると、来月は電気代がどこまで上がるだろうかって不安です。
電気代のシステムとしては、ある一定量までの使用だと安く設定されているのですが、電気ケトル、電子レンジ、エアコンを同時に使うと大量使用になるので高額電気代になるんです。
大量使用時の割高電気のグラフは赤色。中くらいは黄色。一番安いレベルは緑。
だから、いつも電子レンジと電気ケトルを一緒には使わないとか、電気製品の使用タイミングを確認しながら家事をしてるんですよ。
そんなちょっとの事って思うかもしれませんが、赤色グラフ量が多くなるか少なくなるか、黄色のレベルで収まるか、結構電気代って実感できる位に差が出ます。
ケチケチの桔梗には、お似合いのシステムなのかもしれませんね。
ところで、今日のお話はヘルプマークについてです。
障害がある人にとっては、お守りみたいな存在ですよね。
ヘルプマークをバックや杖につけているからといって、必ず電車で席を譲ってもらえる訳じゃないけど、たま~に気づいて席を譲ってくれる人もいる。
桔梗がヨタヨタ歩いていると、道を開けてくれる事もある。
桔梗も特定疾患医療費受給証とか自立支援とかの手続きをする際に、区役所で何度も貰った事があるのですが、実はそれとは別にリュックには「大っきなヘルプマーク」
を付けているんです。
写真の右側が区役所で配ってるもので、左側が桔梗がリュックに付けているもの。
かなり大きいでしょう!?
これ、楽天市場で見つけて購入したものなんですけど、薄暗い時は蛍光反射になるので、歩いてる時に自動車や自転車にも気づいて貰えるんですよ。
でね、これを付けるようになってもう3年位になるんですけど、
よく障害者の方に声かけられるんですよ。
ある老人男性からは
「あの~、あのね。
その立派な物は、どこでもらえるの?」
桔梗「えっ? 私ですか?」
老人男性「私のヘルプマークは、もうボロボロで、赤い色もかすれてきてる」
桔梗「ネットで買いました」
老人男性「ネットのどこ?いくらぐらい?」
桔梗「楽天市場で700円くらいだったと思います」
老人男性「ありがとう。
楽天市場ね。息子に買ってもらう。ありがとう!」
って、まるで羨望の目で大きなヘルプマークを見てくれているんですよね。
しかも、年配の方だけじゃないんですよ。
整形外科のリハビリで待合室にいた時、
若い女性「あの~、そのヘルプマークどこで貰えますか?」
桔梗「これ、楽天市場で買ったんですよ。
700円くらいで買えますよ。」
若い女性「私のもうボロボロなんです」
見れば、前回の老人と同じく赤い色が薄くなってボロボロ。
桔梗「役所のはちょっと、ちゃちですよね」
若い女性「そうなんですよ。
でも、ヘルプマークをバックに付けてないと、優先席に座った時に、
若いくせに座ってる。老人に席譲りなさいよって、言われちゃうんです。
若い=健康じゃないって、分かってくれない人多いんです」
桔梗 「そういう事あるんですねぇ~。」
若い女性「私、迷走神経反射でたまに倒れちゃうんです。
救急車にもお世話になったりするから、薬もヘルプマークの裏にセロテープ
で貼っているんです」
桔梗 「私も、神経調節性失神で時々倒れたり、心臓の発作とかも起こるから、この
ヘルプマークの裏側のポケットにニトロペンとか薬入れているんですよ。
住所や緊急連絡先のカードも入れてるの。」
若い女性 「いいなぁ~。セロテープだと気が付くと剥がれたりしてて、いつもこの
ボロボロのを確認してるんです。家帰ったら買います」
桔梗 「それがいいよね」
と、まるでワンちゃんの散歩で近所の人に声をかけられるように、何人もの人から声かけられるんです。
一言に障害者と言っても人それぞれにいろいろ事情があるようなんですけど、いろんなお話をお聞きします。中でも、気の毒だなって思うのは、知的障害を抱えて方。
メンタルクリニックの待合室で時々顔を合わす患者さんなんですが、私のヘルプマークが欲しい、どこで貰える?と聞いてくるのですが、ネットで買ったというとガッカリしちゃうんです。
日常生活のある程度の事はできるようなんですけど、PCやスマホでネットを使う事は、出来ないんですって。しかも足にも障害があって道路を歩くの怖いと言ってた。気の毒だとは思うけど、まさか私が代わりに買ってあげる訳にもいかないですしね。。
いろんな障害者の方の話を聞いて思うのは、行政って本当に痒い所に手が届かないよな~って事。
使っていて直ぐにボロボロになるようなものしか配らないなんてね。
もう少し使う側の事を考えてくれてもいいのにな~って、思います。
ちょっと、愚痴っぽくなってしまいました。すみません。
それでは、またね。