こんにちは。

 

6月に入って、日中は本当に夏ですよね。

暑さにめっぽう弱いオババ桔梗です。

 

我が家のお嬢ニャンコも、私に似て暑いの苦手なんですよ。

 

 

台所のシンクが冷たくて気持ちいらしくて、たまにここで寝てます。

桔梗にも、こんなヒンヤリした場所が欲しいなぁ。

 

ところで、昨日の続き

「 結婚記念日って、大事な日なんだろうか。(その2)」です。

 

(その1)を読んで、

いろいろこだわりが多いなぁーって思った方多いと思いますが、

まあ、それがオババ桔梗という人間なんです。

 

結婚指輪は、お店からはいろいろと心配はされましたが

無事にkikyoと自分の名前入りのものが出来上がりました。

 

やっぱり、たとえ旦那であっても

自分の指輪に他人の名前が入っているのは嫌なんですよね。

自分で苦労して稼いだお金が買ったものですから。

 

そして、会社には結婚するのでと2週間の休みをもらい、

いざハワイに到着。

 

写真だけと言っても、ウェディングドレスを着なければいけないと思うと

桔梗は気分がどんより沈んで、旦那曰く全然元気がなかったそうです。

 

でもね、教会と提携している結婚式の衣装とかアクセサリーとかを扱っている

お店に行ってみて、ちょっと嬉しい事を発見したんですよ。

 

お店の中にはレンタルのウェディングドレスがいっぱい飾られているんですが、

脇の方に式に参列する人用のカクテルドレスがあったんですよ。

そして、桔梗は閃いてしまったんです♪

 

2人しかいない。

参列者なんかいない。

結婚式っぽく写真がとれればいい。

 

この条件さえ満たせば、ウェディングドレスなんか着なくてもいいんじゃないか!

旦那だって、花婿用のタキシード着なくてもいいんじゃないか!

 

この考えが閃いてからは、テンションあがりましたよ~

 

だってね、ウェディングドレスだと1000ドルとか2000ドルとかするのに、

カクテルドレスだと70ドル位で素敵なのがあるんですよ。

これね、花婿用も同じで、参列者用だと60ドル位で借りられてします。

 

さらに、髪の毛をアップにした時に、ティアラを付ける人が多いと

お店の方が言っていたのですが、

その時に目に入ったのは生花♪

 

ティアラだとレンタル料が500ドルとかするけど

生花で髪を飾ってもらえば70ドルでおつりがくる。

 

こんな感じで、ものすごーく安上がりな衣装を用意して

翌日はホテルの室内でメイクアップとヘアメイクしてもらいました。

 

迎えのリムジンで教会につくと、

神父さんとスタッフの方に式次第を簡単に説明されて

一応リハーサルもして本番。

 

こう書くとそれっぽいですが、説明、リハーサルと本番合わせて15分。

海外の教会で2人だけって、すべての教会がそうか分からないですが

楽ちんなんですね~

 

式をあげたという記憶にも残らないくらいに速攻で終わったので

結婚式を挙げたくなかった桔梗的には、

結婚式というストレスが低く抑えられたので

本当に助かりました。

 

写真も、自然な感じで撮った方がいいかと思い、

リムジンの運転手にチップを20ドルはずんで

自由に撮っててねとカメラを渡して撮ってもらいました。

 

出来上がった写真見て驚きましたが、

いかにもウェディングっぽい感じに仕上がり、

旦那の両親も満足してくれました。

 

本当の事は2人の秘密にして、

かかった経費は予算よりも、すんごくお安く済みました!

お陰でバハマで美味しいレストランで豪華なお食事しました。

 

でもね、この後が問題だったんですよ。

 

会社には結婚休暇までもらっている。

一応結婚式の写真も撮った。

 

会社には結婚したという

届出をしないといけないのではないかと不安になった。

 

だけど、自分の姓が無くなってしまうと思うと、

婚姻届を出せなくて、

半年近く鞄の中に隠し持ってました。

(どこかの独身男性のようですけどね。。)

 

自分の姓が無くなると思うと、

毎夜眠れなくて眠れなくて、その頃に初めて

メンタルクリニックの門を叩きました。

 

そんなこんなで、いったい何月何日に婚姻届けを

役所に提出したのか、

定かに覚えていないんですよ。

 

もちろん旦那の事は好きだったし、当時も今でも仲良くしてますが、

その事と自分の姓が戸籍上無くなってしまう事は別の問題なんですよ。

 

私たちのような場合、いったいいつが結婚記念日なんでしょうね?

 

だから、結婚記念日の有難みみたいな物って

欠片も無いんですよね。

 

それにね、桔梗は会社では自分の姓を

ビジネスネームとして使う事にしていたので、

旦那の姓は、周囲には内緒にしてました。

上司と庶務さんだけは知ってましたけど、周囲には内緒。

 

だた、社会人になって最初の10年は研究職だったので

特許の申請の時に、ビジネスネームって不可なんですよ。

ビジネスネームでダメなら、特許出したくないと

必死に抵抗したんですけど、法律的に無理なんですって。

 

しかも、海外出張の時も

ホテルはビジネスネームで対応してもらえるけど、

パスポートや飛行機チケットは戸籍上の旦那の姓になってしまう。

何のために、周囲に内緒にしているか分からなくなってしまう。

 

そんな苦悶の日々を送っている時に、

同僚と夕食を食べに行った時に

「僕は、奥さんとは籍入れてないよ。

 結婚式の時に、結婚するけど夫婦別姓を選びたいので籍はいれませんって

 皆の前で宣言したんだよ」

と、驚くような話を聞かされ、

 

その数か月後だったかな

私の上司も奥さんが夫婦別姓の希望しているので、籍を入れてないと聞いて

驚きました。

 

世間的に結婚した事になっていても籍を入れていない夫婦が

身近にこんなにいるなんて、

嬉しい発見で、喜び勇んで家に帰って

 

旦那とも相談の上、

桔梗も籍抜いたんですよ。別姓維持のために。

 

といっても、病気がいろいろ進行して自宅療養になってからは

いろいろと旦那の世話になる事になることになったので

また籍を入れましたけどね。

これが何年の何月だったのかも定かではないけど。。

 

こんな桔梗家の結婚記念日って、いったいいつを指すんでしょうね?

ず~っと夫婦だったんですよ。別姓時代も、今も。

 

そもそも何故結婚記念日が大切なのか、

やっぱり桔梗には理解できないなぁ~

 

もちろん、結婚記念日を大事にしている方々を

否定するつもりじゃないですよ。

あくまで、ちょっと変わった桔梗のケースのお話です。

 

それでは、またね。