こんにちは。

 

お嬢ニャンコに起こされて、今朝も朝2時半から

リビングでのんびりしているオババ桔梗です。

 

 

今のマンションを購入して5年位。

 

今だに両隣のお部屋の方のお顔どころか、

お名前すら知らないまま生活しています。

 

そんな事あるの?って思う方もいますよね。

 

でもね、このマンションは表札を出さなければいけないという決まりがない。

 

だから、ほとんどのお部屋の表札部分は、まっさらなまま。

もちろん、桔梗家も玄関にも1階のポストにも

名前は出していません。

 

その上、回覧板は1階の回覧板スペースで

気になる人が見てチェックするシステム。

 

だから、回覧板をまわすために両隣と顔を合わす機会すらない。

 

最近は、防犯のためにこういうマンションが多いんですってね。

 

あまりご近所との煩わしい付き合いをしたくなかった

桔梗にとってはありがたいシステムです。

 

このマンションから少し離れた場所にある

26年前に購入した前のマンションの時は

表札は出さなければいけなかったのですが、

地域性の違いなんでしょうね。

ほんの少し離れているだけなのに。。。

 

それに、時代の流れもあるか。

 

この表札問題は、バリバリキャリアだった桔梗にとっては

大きな問題だったんですよ。

 

何故かというと

夫婦別姓というか、

桔梗は旧姓をビジネスネームとして使っていたから。

 

仕事に関する書類とか、本とかはビジネスネームで送られてくるし、

同僚たちは、桔梗のビジネスネームしか知らないから

年賀状は当然、旧姓のビジネスネーム。

 

旦那の姓で送らてくるものって、行政や金融関係くらいかな。

 

だから、表札も

旦那の姓と桔梗のビジネスネームのダブル表記にしてたんです。

 

当然、郵便局の作業で弾かれないために

郵便局にも桔梗は旦那の姓とビジネスネームの両方を届けてました。

 

旦那の姓で働く事に抵抗が無い方もいるのでしょうけど、

自分の名前って、

キャリアを築いた汗や涙のこもった大事なもの。

 

結婚したからと言って簡単に姓を変えるって、

やっぱりできなかったなぁ。

 

だけど、表札にわざわざダブルネームで書くと

周囲の人って、籍を入れてない関係なのかな?とか

夫婦じゃないのかな?とかって

いろいろ思うものらしい。

 

だから、表札を出さなくてもいいと聞いたときは

本当にほっとしたなぁ。

 

何か、重い物からちょっと解放されたような、

そんな気がした。

 

もう既に仕事はとっくに止めているけど、

年賀状は今でも届くから、

姓を気にしなくていいというのは、

本当にありがたい。

 

姓を変える必要性に悩む必要がない男性には

こういう気持ち分からないかもしれないですね。

 

だけどね、桔梗の先輩に

「結婚したからといって、女性だけが姓を変えるのは不公平だ」

と、強く主張した人がいてね。

 

ご主人になる人と喧々諤々した結果、

なんと、

 

「じゃんけんで勝った方の姓にする」

 

という結論に至ったカップルがいるんですよ。

 

しかも、桔梗の先輩がじゃんけんに買った!

 

ご主人は、「仕方ないなぁ~」って言いながら

あれこれ姓の変更手続きしてくれて

「こんなに変更するの多いんだ」

って驚いていたそう。

 

これには、笑っちゃったんですけど、

女性だけが姓を変えるってのは、

やっぱり、そろそろ変えて欲しいですよね。

 

それでは、またね。