こんにちは。
今日は、オババ桔梗のダイエットのその後です。
糖尿病のHbA1c 8.7を叩きだしてしまったのをきっかけに
ダイエットを決意した訳ですが。。。
内分泌科の主治医に全否定された人工甘味料のカロリーゼロ飲料を絶った事、
食後の吐き気対策のために食事量そのもを減らした事のダブル効果で
あっという間に標準体重をクリアしたというのが前回までの話。
そしてその後もちょっとでも太っていると
多発性嚢胞腎の腎嚢胞や肝嚢胞が大きくなってしまうからと、
一応ダイエットを継続してました。
といっても、特段に何の努力しておらず、
同じ食生活を過ごしているだけなのに
体重は減り続け、、、
内分泌科主治医からは
「これ以上痩せなくていいから。
体重は現状維持しながら、血糖値を下げるようにしましょう」
と、難しい事を言われてしまいました。
体重はとっくに目標をクリア。
いや、実を言えば痩せすぎに近いところまで来てしまった。
でも、HbA1cは6.8~6.9に留まったまま、これ以上さがらない。
薬は、肝臓の嚢胞の大きさを抑える効果もあるメトホルミンと
フォシーガとネシーナの3種類。
桔梗
「薬は、このままの現状維持でいいんでしょうか?」
主治医
「まずは、HbA1cが7以下である状況を維持していきましょう。
最悪の場合、次の手が無い訳じゃないから。」
と、意味深な事を言われて今に至ってます。
確かに、痩せた。
桔梗の場合は、顔を合わせるのは、
大学病院のいろんな科やクリニックのお医者様ばかりなのだけど、
皆口々に
「痩せたね~」
「顔が小さくなったね~」
「首元も腕も細くなったね~」
そうなんですですよね。
確かに痩せたんです。
ダイエットする前に桔梗は、太ってしまったから
Mサイズの洋服が着れなくなって、
LLサイズを買うしかなかった。
そう思っていた。
だから、ダイエットして痩せたら、
元のMサイズもしくはLサイズの服が着れるかもしれないと思ってた。
ある意味、それがモチベーションでもあり、
痩せて昔のサイズを着れるかもしれないと、ちょっとは期待してた。
だけど、現実は残酷だった。
スカートを履こうとすると、お腹がひっかかって履けない。
ニットやカットソーを着ようとすると、普通の着丈だとお腹が隠れない。
ワンピースを着ようとすると、お腹だけが閉まらない。
カーディガンやコートもボタンを留めることができない。
顔、首、腕、足は、昔のようにすっごく細くなったのに、
お腹だけは痩せなかった。
というか、痩せた事で巨大な腎嚢胞や肝嚢胞が浮き出たようになってしまい、
胸やお腹やわき腹を触ると腎嚢胞や肝嚢胞に触れる。
まるで、痩せた臨月の妊婦さんみたい。
イメージとしては、こんな感じ。
痩せたら、何かいいことあると思っていた私が甘かったのか、
多発性嚢胞腎である事を忘れてしまっていたおバカさんだったのか。。。
以前、祖母が母親を妊娠中に、祖父は30歳で感染症で他界したと
書いたけど、祖父も多発性嚢胞腎。
母親とはもう35年も会ってないし、
一切の関係を断絶しているので生きているのかどうかも知らないけど、
噂では、過去に肝嚢胞が巨大になり過ぎて肝臓の部分切除したという。
こちらも多発性嚢胞腎。
遺伝性の難病であると、否が応でも認識せざるを得ない。
50%の確率で遺伝する。
悲しい事実。
言葉の重みがこたえる。
自分のお腹を鏡で見ると、涙が出てくる。
泣いても仕方ない事だとわかっているけど、涙が出てくる。
そういえば、同じく多発性嚢胞腎の知人は、
やっぱり大きな肝嚢胞と腎嚢胞を抱えていて、その状態で妊娠したんだけど、
お腹の中で赤ちゃんがいるスペーががなくて
立ち上がると赤ちゃんが入っている子宮ごと身体の外に出てきてしまうので
途中からベットに寝たきりで出産したって言ってたのを思い出した。
桔梗もお腹の中は、腎嚢胞と肝嚢胞でぴっちぴっち。
母親と同じように肝臓の部分切除をいずれ
検討せざるを得ないんだろうな。
サムスカを長年服用してきたから、
腎嚢胞もこの程度で収まっているのかもしれないし、
メトホルミンを服用してきたから、
肝嚢胞もこの程度で収まっているのかもしれない。
薬の恩恵には預かっているのだと、良い方に考えなければいけない。
頭で分かっていても、やっぱり改め突き付けられた
自分のお腹の現実は悲しいです。
またね。