こんにちは。
通院で疲れたり、精神的に滅入ったりで、ここ2日ほどお休みしました。
今日は、うつ病の公的支援の事。
現在、うつ病の自立支援(精神医療)の制度を利用し始めて9年目。
でもね、桔梗がうつ病に初めてなったのは、もう30年以上も前の事。
発症当時に自立支援っていう制度があったのか否かはちょっと分からないのですが、
この制度を桔梗が知ったのが9年前なんです。
メンタルクリニックの壁に自立支援に関するA4くらいの張り紙があって、たまたまそれが目に入って受付の人に問い合わせて、どういう制度か何となくわかったけど、
それまで、それが自分に当てはまるとは思ってもいなかった。
主治医は、診察中はカウンセリングに時間をとられていたし、受付は患者が制度に該当するか否かまで判断できないから、張り紙という告知をしているらしい。
気になって、しばらくして主治医に恐る恐る尋ねた。
「クリニックの壁に自立支援の張り紙がありましたけど、桔梗は該当するんでしょうか?」
答えは、ビックリするほど単純で
「希望するなら、診断書を書くから役所で用紙もらっておいで」
え?対象なら何でもっと早く教えてくれなかったんだろう??
これね、何年か経ってから、精神的に少し安定している時期に主治医に聞いてみたら、
「うつ病の自立支援は、メンタルクリニックの医師が診断書を書けば、まず間違いなくOKになる。ただ、日本の医療業界として、財政難という状況下、仕事をしていて収入が十分にある人には、通常の3割負担で頑張って欲しいというそんな考え方もあってね、積極的にはアナウンスしてないんだよ」
う~ん、分かる気もするけど、
桔梗が仕事を辞めて、自宅療養するようになってからもう随分と年数経っている。
受付の人は、桔梗が働いているか、自宅療養かさえ知らないし、
積極的にはお知らせできないってこと?
自分がうつ症状がひどい時は、壁の張り紙すら見る余裕ないのに、もう少し患者へのアピールの仕方って工夫できないのかなぁ。。。
自分から情報に敏感にならないと取り残されるって、制度として如何なものなんでしょうね。
更に、自立支援の更新の際に、役所の担当者から
「お手帳の方は、更新大丈夫ですか?」
と言われ、
「手帳って、何ですか??」
と、さっぱり分からなかった桔梗。
自立支援の申請、更新を繰り返してきたけど、前に住んでいた地域の役所ではそんな事聞かれた事もなかった。引っ越しして役所が変わり、親切な担当者が教えてくれた。
うつ病の場合、症状の程度によって障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を取得する事が出来るとの事。
こうやって、うつ病で障害者手帳が取れると知ったのは、自立支援の認定から3年後。
そして、ブログでうつ病の方の記事を見ていて、うつ病で障害年金を受け取っている方がいる事を知り、年金を扱っている社会労務士に相談したところ
お~きく、ざっくりと言うと、うつ病で寝たきりが1級、働けなくて自宅療養だと2級みたいなイメージなんだそうで、桔梗の場合は2級障害厚生年金に該当する可能性が高いと教えられ、
いろいろ書類を用意して2級障害厚生年金が認定されたのは、何とほんの3,4年前。
うつ病っていう、外見からはなかなか判断できないメンタルな病気だから故とはいえ、桔梗の様に今だ制度の事を知らないままの人って結構いるんじゃないのかなぁ?
一方、多発性嚢胞腎の方は、2015年に特定疾患として格上げされると主治医から聞かされていたので、制度が始じまるのを待ち構えて
特定医療費受給者証の手続きはきちんとタイムリーに出来たから、うつ病との差がより一層気になったなったぁ。
それでは、また。