新連続テレビ小説『コメ不足・備蓄が大流行』 いい加減にしろ! | 山小屋でオーディオ漬けの日々

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2024年6月16日 長和町学者村の本日は快晴。

 

また、暑くなりそうな朝です。

 

 

さて、ここ1,2か月程度ですか?

コメ不足とかいう情報をやたらと目にします。

 

昨今、備蓄というパワーワードを頻繁に出しながら、とうとう山積みにされたコメまで引っ張り出してきました。

 

 

確かに、ここ生産地でもある長野の山間部でもコメの値段が上がりだしています。あほかと。

 

 

よく考えてみてくださいね。

 

 

今売っているのは、昨年に収穫したコメです。

2023年に収穫したものです。

 

昨年秋に、凶作とは言われていませんでした。

それが、今時分になって『コメ不足』?

 

外人の旅行者が多いから・・とか、

世界の穀倉地帯で天候不順だとか・・・いろいろ言われていますが、すべて演出ですな。

 

 

大体、毎年7月くらいから農家が昨年のコメを売りたがります。

自家用米を作っている農家もです。

 

 

新米の生育状況にもよりますが、農家の蔵もそんなに広くないのですね。それで、秋口に収穫するであろう今年のコメを仕舞わないといけないので、夏に自宅用とプラスアルファを残して捌かないといけないわけです。

 

 

当然、JAの大型の倉庫にも、たんまりと古いコメが積みあがっています。

 

そこへ丁度備蓄ブーム到来!

 

思慮浅いネット配信者たちが、コメ不足とかいう話を誇張していますので、『んじゃ、少し流通を絞って値段上げるべ』となっているわけです。儲けているのは外道のJAと中間業者です。

農家には、まったく還元されていないですよ。

 

 

JAの倉庫に行けば、実際の物はたんまりとあります。

 

今、備蓄ブームに乗ってコメの備蓄をしている人は、まんまと古くなったコメを、高値つかみしているということですね。

 

 

『2023年産・国産・南魚沼産コシヒカリ』

 

というと、なんでも高く売れます。

 

正確に書きますね。

 

『2023年産ベースブレンド、中国産も入っている・南魚沼産のコメも少し入っているかもしれないお米』

 

です。

 

中国産のジャポニカ米と、日本のコシヒカリを混ぜ混ぜしています。でもって、古米もね。

 

南魚沼という小さな地区のコメが全国のスーパーで並べられるほど、収穫できると思いますか?

 

 

同僚の農家にも、親類縁者から『コメ無いか?』の連絡が多いらしいです。今更です。

 

 

白米も、玄米も、少しにがりを入れて炊けば、ふっくらお米が炊けます。玄米なら3,4年たっていても全くおいしいです。

 

 

それを、新米に拘るからすっかりやられるんですね。

 

 

秋口になったら、米騒動は消えますよ。

阿保みたいに、騒ぎに乗らないように・・・。

 

夏から秋口にかけてヤフオク見てみてください。

農家直接アカウントのお米が安く出てきます。

 

 

 

ただし当たり前ですが、いつもギリギリしか家にコメがないというのは論外です。何があってもいいようにある程度はコメはないといけませんね。

 

 

ちなみに我が家は、かみさんとの2人暮らしで、常に100キロ以上の玄米はあります。それは、山間部で自然と共に生きていかなければいけないので、安い時にいつも買っています。