こんにちは、きくぞーです

『君たちはどう生きるか』
いや〜、私にとっては大変面白い映画でした。
Twitter見てると賛否両論ありますが、
多分観た人によって解釈が全く異なるのも宮崎駿・スタジオジブリの戦略だろう、と。
私も最初は「あー、宮崎駿映画だな」
「あれ、そっち?」
「ああああ、パヤオの好きがいっぱいぃいいい」
「ああ…パヤオの愛かな…」
という感じで、最初は主人公・眞人の物語かと思って観てたんだけど、
宮崎駿の物語やないかい
と途中からなりました(笑)
私はレビューとか説明する能力が皆無なので、
以下、私が映画を見て思った事です。
↓
とりあえず大叔父さんはパヤオですね。
で、あの建物はスタジオジブリで、
籠の中の鳥ぽい…インコ王国、ジブリ王国…
とりあえずインコの鼻息がwww
鼻息が荒いwww
↑ツボった(笑)
あとあの建物内部の深層世界は『産屋』だったのかな。
ナツコさん(漢字がわからない)が居て、眞人に怖い顔で出て行けと言うのは、なんかイザナギとイザナミの黄泉の国みたいなのも感じたんですけど。
妊娠しているナツコさんで産屋と思いましたが、スタジオジブリの作品も生み出す『産屋』だったのかも。
あ、その前に可愛いポワポワ?ほわほわ?もいましたね

天に向かってふわふわ飛んで眞人のいる世界で生まれる。
螺旋状に飛んで行く様はDNAかなぁ?と。
お腹いっぱいに食べれないと生まれない。
ペリカンも食べないと一族は飢える。
生きていくためには食べないといけないし、
ペリカンを追い払うためにヒミがほわほわを一定数焼いてしまうのも、何かしら現社会の暗喩だろうなぁ…と。
ペリカンて何でも食べちゃうんですね。
口に入れば人間も食べてしまうそうです。
飲み込めないから吐き出しそう。
全く知りませんでした

眞人が地下の世界?地獄?に落ちて、日本の古墳のむき出しの石室みたいな、支石墓(ドルメン)があって。
出たよ、巨石文化(笑)
大叔父さんの肖像画が日本人というより西洋人ぽい時点で「おぉ?

」と思ったんですよね(笑)
で、ドルメン見て、パヤオ〜っ

ドルメンてヨーロッパ〜朝鮮半島、日本にもあるんですよね。
現代も日本人は当たり前のように洋服を着てマクドナルドやケンタッキーのファーストフードを食べて西洋文化に染まってますけど、
古代も今みたいに文化の支配というか影響があったのかもですね。
とりあえず巨石文化、石信仰は結構広い範囲で古代当時の流行りだったのかもですね。
黒塗りの船を漕いでる人たちは私は東南アジアの人たちのように見えましたが、
古代の海洋民族は船で移動してたしなぁ。
古墳時代の家形埴輪はクメール建築と共通する点もあると思うので。
そこらへんはパヤオの趣味で、古代の世界の繋がりなのかなぁ、て

私もそういうのを検索するのが好きなので。
何を表現していたんでしょうね?
キリコさんは登場した時に男性にしては声が高いなぁ〜と思ったけど、女性でしたね。
今流行りのジェンダーフリーなのかなぁ、とも思ったけど。
昔の女性はものすごく大きな荷物を運んだりしていたから、力持ちの女性という事だったのかな?
キリコさんにも眞人と同じ位置に傷をつけた意味は私にはわからないけど。
建物内部の家具とか綺麗で素敵でした。
お母さんの味を食べれて眞人が無邪気な顔になったところとか。
宮崎駿の母親への愛を感じました(笑)
眞人は何も能力が無い普通の人だけど、
ヒミは日(火)の巫女なんですかね?
ヒミは現実世界でも火の使い手だったんでしょうかね。
冒頭の火事のシーンもお母さん変でしたもんね(笑)
あの建物内部はスタジオジブリで宮崎駿大叔父にインコ大王が交渉に行くのも、インコスタッフ達の下剋上と言うか革命を起こすぞ的な(笑)
グラグラな積み木はジブリかな(笑)
宮崎駿の後継者に眞人はなってくれませんでしたね。
インコ大王が無理矢理積んでぶっ壊して、隕石みたいなものが吹き飛んで。
パヤオは隕石にのめり込んで建物を建築したけど倒れちゃってるシーンとか。
なんかジブリの今までの苦難とか表してるのかなぁ、と。
私はジブリに詳しく無いので知りませんけど(笑)
最後眞人達も建物の外に出るけどインコとペリカンも皆外に出て。
ウ○コ落としまくるとかwww
でも可愛いって
宮崎駿の若いクリエイター達への愛なのかな、て。
ジブリという城?が崩れて若いクリエイター達が大空に飛び立って行くのを宮崎駿は「ジブリのもとで働いて不満はあるだろうが…可愛い子達よ…羽ばたけよ

」という気持ちなのかなぁ〜、とか(笑)
フンの置き土産…
大王は肩に乗りましたけど(笑)
飛んで行かなかったなぁ

眞人とヒミ、インコ大王達が通る台形型のビリビリ痺れる通路。
あれ、これ『アナ雪』で観たじゃん?と。
エルサがお母さんに会いに行った時に通った穴と似てない?て。
再確認で見てたら、
飛び石を渡るシーンまであるじゃん

『君たちはどう生きるか』でも何で飛び石を渡ってるんだろう、て観てて気になったんですよね。
飛び石はどの部位かわからないけど、
おそらくこの三角ぽい洞穴は産道のメタファーかな、と。
で、Pinterestで画像検索してたら…うん、それっぽい(笑)
画像は載せませんが(^_^;)
今回は鳥がたくさん出てきて。
何でだろう?て。
鳥…鳥居?
検索したら神社の参道は産道だそうで。
↑こちら参考になりました
あれ、神社の鳥居って…
もしやドルメンの進化系だったりして???
↑全然何を表してるのかわからなかったんですけど

あ、飛び石がある…(笑)
あら… 古墳(クルガン)の入口…
言葉で説明出来ないので関連画像で…

縁結びの神社にはこれの飴が売ってます(笑)
チ○○飴とマ○○飴の2つセット。
地母神信仰とはこういう事なのかな?
神社の参道は産道に通じるとの事で、
鳥居は入口と出口にありますね

胎内くぐりってありますよね。
私も旅行に行った時にどこかのお寺でやりました。
真っ暗過ぎて私は苦手

鎌倉の長谷寺の胎内くぐりなら大丈夫ですけど。
神仏習合の名残りですよね。
『君たちはどう生きるか』の深層世界で何で巨石…ドルメン…石がビリビリ

して怒ってるんだろう、て。
妊娠しているナツコさんで。
…て感じです(笑)
新しい生命を生み出す偉大なる母。
母のヒサコ(ヒミ)、新しい母のナツコ。
多くの作品を生み出してきたスタジオジブリ。
神話や古代が好きな宮崎駿監督。
なんか色々と含ませてるなぁ、と。
お婆さんが多いのも母親のメタファーですね。
見守ってくれる優しい存在。
宮崎駿の母親に対する想いも入ってますよね。
ちょっと今思いつくのはこのくらいで、もう一度見たいな〜と思います

私の解釈はこんな感じでした

あ、アオサギについて書き忘れてた

↑参考になりました!
『君たちはどう生きるか』の英語タイトルが
『THE BOY AND THE HERON』で
えー?捻りゼロ
と思ったんですけど。
海外の人はHERONで察すれるんですね


日本だとアオサギと言うと詐欺師のイメージ…
映画の中のキャラクターも最初は不気味でしたがブサカワイイというか
アオサギは縁起の良い鳥だったんですね。
知らなかった〜。
とにかく、鳥 鳥 鳥
鳥がたくさん居る
検索すると面白い
眞人って名前が出てきた時に既に「何やら意味深な…(笑)」と思ったけど。
考察してみると知らなかった事が結びついて私は楽しいです
以上、古代オタクの勝手な考察でした。
【追記】
アオサギは鼻が大きいですがお茶の水博士(猿田彦)がモデルではないか、猿田彦は神々の先導役で手塚治虫のメタファーではないか、
という考察を教えてもらいました

そう言われるとお茶の水博士にしか見えなくなる(笑)
あのコミカルっぷり、そうかもしれません

アオサギも道先案内という意味があるそうなのでダブルミーニングみたいな
面白いですね〜。
色んな考察が出るだろうからそれらを見てから再チャレンジしよう
【追追記】
インコがTwitter民説を教えてもらって爆笑

ラスト〜
超ウケる〜www
映画を見てつまらないという感想の人たち(飛び去ってくインコ)はウ○コ落とすみたいな?
ク○映画って?(笑)
面白いと思った人たち(インコ)はナツコと眞人の肩にとまってるのかな?
宮崎駿、天才ですね(笑)
観る人の数だけ正解がある。
マジでスルメ的な映画ですね

【追追追記】
他の人の考察ブログ読んでたら面白い

その人が何をこの映画から読み取るのか、切り口が違うから。
私は視覚優位だから画像からだけど、
文学から解釈する人の記事は読みやすいし目から鱗

深層心理からとか、考察ブログ面白いわ〜
映画からの読み取りもだけど、読み取れない場合は情報を取れ、て感じで。
あえて難解にしたんだろうね。
ネットの使い方を利用したプロモーションというか、映画そのものがそこを狙った作りなのかなぁ?
怖ろしい82歳だな…(笑)
【追追…記】
『君たちはどう生きるか』
『君たちは(この映画を観て)どうイキるか』
タイトルも色々意味がありそうでウケる〜