高橋真梨子さんの「ジョニィへの伝言」……もう、何回か、このブログに置かせていただいておりますが、さきほど、視聴してまたいいなと素直に感じましたので、また置かせていただきます。
ペドロ＆カプリシャスの頃から、折に触れ、聴いてまいりましたが、何度読み返しても新鮮な読後感を得ることのできる良質の文学作品のように、何度聴いても飽きるということがない……店主にとってこの曲は、随分前から、そういう存在の曲になっております。
この曲の一番の魅力は、歌中の踊り子の女性が吹っ切れて颯爽としていることでしょう。この女性は人間の業とも言えるどろどろした雑駁な感情を見事に捨て切っている。
好きですね、こういう女性（＾＾） 自分もいつもそうありたいと思っておりますので。
「五番街のマリー」もとてもいい。
別れた彼女のことを思い出してしまうのが、玉に瑕ですけどね。
「桃色吐息」。異国情緒が濃厚なメロディは何処かの国の芳醇な酒のようでございます。歌詞から匂い立つミスティシズム、ロマンティシズムを存分に感得しつつ、耳を澄ませていると、不思議に心が安らいでまいります。
皆様も、どうぞ、ご清聴のほど。