今日は日本ボクシング劇画の最高傑作、「あしたのジョー」の昔日のアニメから、OP、ED、「力石徹のテーマ」の3曲を置かせていただきましょう。
店主は昔から「あしたのジョー」が好きでした。この作品は書籍もアニメも、店主にとって、今でも不滅の金字塔的ボクシング感動巨編劇画であり続けております。
作画を担当されたちばてつや先生のアメブロも、頻回に拝見しております。原作者の高森朝雄先生は、残念なことに、大分前に鬼籍に入られておりますので、この作品は高森先生の忘れ形見だなと、店主は思っております。
主人公の矢吹丈に勝るとも劣らぬ圧倒的存在感を有する力石徹。好きなキャラクターでした。
ほかに、カーロス・リベラ、ウルフ金串、ホセ・メンドーサ、金龍飛、野獣ハリマオ、ごろ巻き権藤、そして丹下段平、マンモス西、白木葉子、乾物屋の則ちゃん、ドヤ街の子どもたち……登場人物の全てが好きでした。
今、振り返り見れば、何と凄い漫画だったんだろうと、ただ、ひたすら驚嘆するばかりであります。矢吹丈の男の花道はリドルストーリーで終わっておりますが、それがまた凄くいい。
店主は「力石徹のテーマ」を聴くと、三年寝太郎の寝坊助がいきなり叩き起こされたかのように、眠りこけていた心ががばっと跳ね起きるような衝動的感覚に捉われます。
ぼうっとしていた頭が覚醒しますし、心が燃えるのです。「力石徹のテーマ」を聴くと。
何はともあれ、皆様も、どうぞ、ご清聴のほど。