中国原産で、日本には江戸期以前に伝わった。
庭木として植えられ、冬に赤くて丸い実をつける。
乾燥させた実は南天実(なんてんじつ)として咳止め伝統医薬とされる。
「難転」すなわち「難を転ずる」とみて、縁起の良い木とされた。
花期は初夏(5 - 6月)ごろ、果期は晩秋から初冬にかけて(11 - 12月)。

 

南天の花をじっくり見たのは初めて。