アメリカ大統領選挙 直前予想 26人差で勝利するのは・・・ | ギニア3世による選挙予測(予想)ブログ

アメリカ大統領選挙 直前予想 26人差で勝利するのは・・・

明日からアメリカに大統領選挙の取材(笑)に行くので、その前に予想を書いておきます。

今回は変な形で注目されていますが、結局はスイング・ステート(接戦州)の結果次第です。

 

 

まず、ヒラリー・クリントンが確実に勝利すると思われる州が、

上院議員時代の選挙区のニューヨーク州を筆頭に、出身地のイリノイ・ワシントン・オレゴン・カリフォルニア・ミネソタ・ウィスコンシン・バーモント・デラウェア・ニュージャージー・マサチューセッツ・ワシントンDC・メリーランド・ロードアイランド・ハワイの15州。

これで選挙人202

 

 

次に、ドナルド・トランプが当確と思われる選挙区は

共和党が強いテキサス州を始めとして、モンタナ・アイダホ・ワイオミング・アイオワ・オクラホマ・カンザス・ネブラスカ・ノースダコタ・サウスダコタ・アーカンソー・ルイジアナ・アラバマ・ミシシッピ・ミズーリ・インディアナ・ケンタッキー・テネシー・サウスカロライナ・ウェストバージニア・アラスカの20州で獲得選挙人は168

 

 

 

後は接戦の選挙区を見ていければいいのだが、これまで以上に難しい。

世論調査でトランプ支持を明らかにしない「隠れトランプ支持者」の存在が予測を難しくさせている。

ここで大胆な予想をするのだが、オハイオ州をトランプが勝つのではと考えている。

なぜそれを強調するのかと言うと、戦後JFKを除いて、オハイオを落として勝利した候補者は存在しない。なので今回は「オハイオで勝利したのに大統領になれなかった候補者」が誕生する可能性がある(接戦ということを考えればヒラリーがそうなる可能性もある)

 

 

 

それ以外でトランプが勝利と予想する接戦区はアリゾナ・ネヴァダ・ユタ・ジョージア・ノースカロライナ・ニューハンプシャー(ユタは無所属のエバン・マクマリンが勝利する可能性もありますが、なんだかんだでトランプと予想します)

ヒラリーが勝つとみる接戦区はニューメキシコ・コロラド・ミシガン・フロリダ・ペンシルバニア。

フロリダがかなり重要で、2000年のようにフロリダ州で全てが決まるかもしれない。

現在ここでの2人の差は平均1,1%の大接戦(リアルクリアポリティクス)

となっています。オチを先に書くとヒラリーがギリギリ勝つのではと思っているので、フロリダ次第でその結果が逆になってしまうのです。

もし、トランプ大統領が誕生するとしたらフロリダはトランプが勝利しているはずです。

フロリダの勝者が大統領選の勝者と書いても大げさではありません。

みなさんはぜひ、この州に注目していてください。

 

 

 

ここまでの予想全部に配分方式のメーン州を合わせると

ヒラリーは282人でなんとか過半数(270)突破。

トランプは256人。

かなり大混戦です。