もしも被災者の方がこれ見ていたら、リブログさせていただいたサンドウィッチマンの富沢さんのブログ記事のコメント欄も読んで見て下さい。

 

 被災の先輩である東日本大震災で被災した人たちの声には素直に耳を傾けてみて下さい。

Ameba健康部

被災していない人たちは、被災地のために私たちが今何ができるのかを想像してみましょう。

 

Ameba健康部

 とにかくこちらの動画を見て下さい!

 

 この動画内では、「性被害」という言葉も出ています!

女性目線で考える被災地支援 避難生活でプライバシーどう確保?避難所のあり方 - #アベプラ【平日よる9時〜生放送】 - 企画 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

 

 本当の意味での被災地支援とは?

「来てとは言えない...」自粛どこまで?寄付や観光など被災地外からできる支援は - #アベプラ【平日よる9時〜生放送】 - 企画 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

 

 移住じゃなくてまずは一刻も早く被害の酷い地域から金沢や加賀のホテルへ避難を!

#アベプラ①被災地復興よりも移住すべき?/ひろゆき&米山隆一 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

 

 ひろゆきさんは、アベプラで「悪意のない頭の悪い人たちが…」という言い方をしましたがそれは勉強ができないとか知能指数が低いとかいう意味ではなく、「想像力の欠如」のことを「頭が悪い」と表現したんだろうなぁと私は思いました。

 

 要するに、経験のないことを想像することができないから、被災地で困っている人たちが今何を必要としているのかがわからずに「支援したい。助けたい。何かしてあげたい」という気持ちが空回りしてしまい、結果として被災地に対して迷惑な行為をしてしまっている人たちのことを一言で表現したら「悪意のない頭の悪い人たちが…」という表現となったのでしょう。詳細はこちらの動画をご覧下さい。

 

 デマ情報の拡散行為、届いてもごみとして廃棄されるしかない賞味期限切れや常温保存できない消費期限の短い要冷蔵食品を支援物資として送る、来ないでと言っている地域に勝手にボランティアしに行って逆に被災地の人たちのお世話になり迷惑をかけてしまう、そういう行為の根本には「助けたい」という善意の気持ちがあるのだろうけど、みんな、ちょっと落ち着こうよ。

 

 自分が断水していて水使えないとこに住んでいるところを想像してみて下さい。

 

 手もほとんど洗えないからなんだか手もうんこ臭いような気がする。10日以上お風呂にも入れていないから自分の髪や体の臭いが気になっている。洗濯もできないから何日も同じパンツをはき続けている。

 

 しかも、トイレも流せない状態で用を足してしまうから水洗トイレに糞とトイレットペーパーの汚物が山となって酷い臭いを発しているような状態のところに自分が今住んでいるとこを想像してみて下さい。

 

 そこへ、

 

「ボランティアに来たので泊めて下さい」

 

とテントや水や食料などの冬キャンプの支度もしていないど素人が被災地の崩壊していない民家であるあなたの家に訪ねて来たらあなたならどう思いますか?

 

 正直、迷惑でしょう?

 

 想像力を働かせるということをやっていかないと被災地にいる被災者の方々が置かれている状況も、どういう気持ちでいるのかも慮ることはできません。

 

 いろんな経験重ねて「おもいやり」や「気遣い」を身につけていく人もいれば、想像してみることによって気づいて人をおもいやる努力を始める人もいます。

 

 わからなかったら、学んでいけばいいんです。体験談は人から直接話を聞く機会がないのであればネットで当事者の書いた文章読んだりすればいいんですよ。

 

 私は今健康な人たちに対して、病気や障害、加齢による変化や心身不調、いろんな事情があっていろんな人がいるってことを知って欲しくてブログを書いています。今、被災地にもそういう人たちはいます。

 

 今はまだ若くて健康な人たちも必ず老いるし、あちこち体や心にも不調が出てくることもあるから「心のバリアフリー」は障害者や高齢者や少数派と呼ばれる人たちだけのためではなく、いつか老いたり病んだりする自分のためにも大事なことなんですよということをわかりやすく伝えるためにわざと「健常者」「高齢者」「障害者」「LGBTQIA」という言葉を使っています。多数派と呼ばれる側にも、少数派と呼ばれる側にもいろんな考え方やいろんな個性を持った人たちがいます。

 

 わからない人に当たり障りのないあいまいな言葉で説明しても理解されないからちょっと下品な言い方や差別的な発言をすることもあります。差別されている側だけではなく差別している側の人の考えも書こうとしたらそういう表現をせざるを得ないからです。

 

 伝えたい相手が知ってる言葉で伝えていかなければ相手に伝わりません。

 

 だから、アベプラでひろゆきさんが「悪意のない頭が悪い人たちが…」という表現を使ったことは言葉選びがうまいな…と正直思いました。

 

 短い言葉で誰もが理解できる「頭が悪い」という言葉はインパクトも攻撃力もあるからです。「悪意のない」という言葉を先に言うことでやらかしちゃった人たちの擁護もしています。

 

 あの動画をなんとなく見ていた人も「頭が悪い人が…」発言に反応して、共感や反感を感じることによってひろゆきさんが話していることに興味を持ってくれたかもしれません。

 

 2ちゃんねる嫌いだったから私自身は2ちゃんねるの創始者であるひろゆきさんに対して良い印象はありませんでした。はっきりいって悪いイメージありました。

 

 だけど、被災地の現状考えると正しいこと言ってることはわかるから、できるだけたくさんの人にアベプラ見て欲しいと思いました。

 

 アベプラ見て、地震の被害が少なく営業しているのに大量にキャンセル出てしまった金沢や加賀のホテルや旅館へ断水や停電している被害の酷い地域で暮らしている人たちを国が移動手段用意して宿泊費用も負担して避難できるようにすれば良いのに…と私は思いました。どっちもウィンウィンじゃないですか?

 

 仮設住宅だってすぐには建てられないのだから、仮設住宅ができるまでの間、とりあえずちょっとの間旅行にでも行く感覚でホテル避難するのはありだと思うんですよね。

 

 お風呂に入れること、毎日ちゃんとあったかいご飯が食べられるってこと、大事です。

 

 このままじゃ断水してたり停電してたりする被災地で、家族が死んでいくのを何もできずに黙って見ているしかない状況に追い込まれてしまいかねません。雪も降り寒さも更に厳しくなり暖房もない状況で低体温症で亡くなってしまうかもしれません。

 

 石川県志賀町では、やけどした5歳の男の子が入院を断られた結果自宅で容体悪化して再び病院へ行きましたがお亡くなりになりました。お母さん、さぞかし無念であったことでしょう。

 たぶん、このまま留まれば、被害の酷い地域の被災者の皆様は家族が死んでいくのを何もできずに見守るしかない事態に陥ってしまうと思います。東日本大震災の時もそうでした。

 

 更に状況は今までの震災よりも悪くなっています。今回の震災では新型コロナの感染の心配もあります。感染しても入院できず、避難所では隔離もままならない。あっという間に集団感染して免疫力の低い高齢者や障害者や基礎疾患のある人たちが真っ先にお亡くなりになっていく。そういう可能性があります。

 

 被害の酷い地域では入院することも難しいです。

 

 自宅避難中の人が新型コロナ感染しても、十分な水や食料や解熱剤などの備蓄がない状態で家にこもっていたら家族全員共倒れになってしまう可能性もありえます。

 

 被災者の方々の生まれ育った土地を離れがたい気持ちはわかります。私の伯母も東日本大震災の時、同居していた家族も家も根こそぎ津波に流され亡くしてしまい一人で避難所へ行ったのだけれども、北海道のうちに避難してくることを勧めてみても「ここから離れて暮らしたことないからよそへは行かれない」と言い長い間被災地で避難生活を続けました。伯母が自分の家を建てて仮設住宅からやっと引っ越しできたのは東京オリンピックのための施設建設が終わった後でした。

 

 被災地復興には、本当に長い長い時間が必要となります。

 

 断水や停電している地域の被災者の方は、ちゃんとあったかいご飯食べて、お風呂に入ってさっぱりして、ほっとひと息ついたところで今後のことを考えてみるためにも被害の少なかった金沢や加賀へちょっとだけ避難してみませんか?

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【1月15日追記】

 自分が知っているから他の人も当然知っているものと思って説明が不足していたので補足します。

 たとえば、災害時に最初に地元の避難所に避難した人たちが、「健康で文化的な最低限の生活」をすることが可能になるよう二次避難所としてホテル避難する場合、行政側から施設側に費用が負担・補助されるので無料かとってもお安い料金で二次避難する被災者は利用することができます。

 施しなどではなく、日本国憲法で保障されている国民の権利なので、被災地の方々は意固地にならずに融通きかせてとりあえず二次避難としてホテル避難してみることを前向きに検討してみて下さい。 生きてさえいれば二度と故郷へ帰れないなんてことはありませんから。

 避難生活中の被災者の皆様に「死んで欲しくない!無事に生きていて欲しい!!」と願っているから、とりあえず「ホテルへの二次避難」をしてみて欲しいんです。

 東日本大震災の時、被災した東北にいる私の親戚たちを、全国のたくさんの方々が支えて下さいました。今回、能登半島地震で被災された方々もその時助けてくれた恩人です。だから、お返しをしたいとみんな言っているんです。「困った時はおたがいさま」恩返しをしたいと言っている人たちの手まで「いらない」と払いのけないで下さい。

 今、避難所にいる人たち、自宅避難中の人たち、本当に今の自分が「健康で文化的な最低限の生活」をできているのか?という部分について考えてみて下さい。

 

※この記事は1月14日に投稿したブログ記事です。