実は、わざとGID(gender identity crisis )とか、MtF(Male to Female)やFtM(Female to Male)というGID用語小説内に使用しています。

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なにげにGID用語を一般に浸透させてやろうと思って書いてますw

もちろん、最初のうちは説明してますけどね。

わかりやすいように書こうとするとその時々で微妙に表現違いますが、これ読んでてわからない人向けの説明はこちらです。
 ↓
MtF(身体的には男性であるが性自認が女性であるケースのGID)
世間一般的には女になりたがってる男と思われている方々のことです。

FtM(身体的には女性であるが性自認が男性であるケースのGID)
世間一般的に男になりたがってる女と思われている方々のことです。

いずれも心と体のありようが合致していないため当事者には強い精神的苦痛やストレスがあります。

で、心を変えられないから体の方を自分の望む性別の形に近づくように変えましょうということを、現状ではカウンセリングとホルモン投与と性転換手術(正式にはSRSとか性別適合手術と言います)を治療としてやってるわけなんですよ。

正直言っていちいち説明するのめんどくさいです。

だから、徐々に素っ飛ばして、菊池の作品読む前提として必ず覚えておかなければならない言葉にしてしまうか、刷り込み作戦でわざと繰り返し記述して、それ読んだ方に自然と覚えていただこうかと思ってます。

途中から読んだらわけわからんという人も出てくるかもしれないけど、わからなかったら最初から読んで下さい(笑)

でも、GIDとかMtFとかFtMって言葉の意味をいちいち説明しなくても、GIDやその関係者以外の人たちにわかってもらえるレベルまで持っていこうと思ったら、ベストセラーでロングセラーな本出さなくちゃダメですね。もちろん、映画化、ドラマ化されるくらいの大ヒット作(笑)映倫ひっかからないようにエロ自粛で(爆)

菊池はGIDの方々は病気なんかじゃないと思っています。

ただ、治療という形で日本国内で合法的にSRS(性別適合手術)やるには病名必要だから「性同一性障害」という病名はある意味仕方がないのかなぁ?とも思うんですけど、本人たちと接してみたら病気とか障害とか思わないんですよね。その人の個性や才能なんじゃないですか?

戸籍の性別変更もIS(インターセクシャル)の仮性半陰陽などで手術してから性別変更しなくてはならない場合と似たような法的扱いで処理したいから、医学的に性別変更必要な理由をでっちあげなきゃならなかったんじゃないんですか?

それってあくまでノーマルと呼ばれている側の人間の都合ってやつでしょう。

だけど、実際にはGIDの方々が通院して治療に必要とされている医療行為を受けたって、ほとんど保険適用外。

身体の性別と戸籍の性別合致している女性や男性なら、正規の治療として保険適用されてる同じ医療行為をなんでGIDの方々には保険適用外とするのですか?

わざわざ病名つけて病院で治療が必要と診断しているなら、GIDの方々にも保険適用すべきでしょう?

ほんと法律とか医療システムってへんてこりんですよね~。


2008年度GID学会での報告

岡山大学病院 MtF:345名 FtM:572人(1998~2008.2 総受診者のうち、GIDが疑われた総数)

札幌医科大学付属病院 MtF:83名 FtM:197名(GID外来開設~2007.12、総受診者数)

大分大学付属病院 MtF:7名 FtM:27名(2003~2008.2 総受診者のうち、GID診断総数)

長崎大学付属病院 MtF:36% FtM:64%(2004~2007.12における初診症例数の構成比)

あべメンタルクリニック MtF:993名 FtM:1013名(1996.3~2008.2。相談件数)

川崎メンタルクリニック MtF:292名 FtM:401名(2000~2007 総受診者のうち、GID診断総数)

(注)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』引用


テレビやネット上では、MtFの方が目立つ印象があるのですが、意外や意外、GID学会の報告によりますとFtMの受診者の方が多い!

アメリカの統計においてはMtF-GIDは3万人に1人、FtM-GIDは5万人に1人と言われています。

が、もっと多いという説も存在するのでそっちを菊池は支持します。

性に関する統計調査なんて正直に答えられない人が多数派だと思うんですよね(^^;

だから、アメリカの統計の数字は氷山の一角に過ぎないような気がしています。

それにしても、ちょっと疑問有り。

アメリカの統計だとMtFと比べてFtMの出現率低いのに、日本で実際に病院で受診してGIDと診断されているFtMの総人数はMtFを上回っているのはなぜなんでしょう?

国民性の違い?

日本よりアメリカの方がジェンダーについての理解があるから?

個人の自由を尊重しているから?

いろいろ考えていてふと思いついたのが結婚の問題。

日本はやっぱりいい年した女が嫁に行かないでいると家族や親せきがうるさいし、挙句の果てには上司が見合いの話を持ってくる!なんてこともあるんですよ。

心身ともに女性な人だってほっといて欲しいと思うことがあるのに、ましてや体はなぜか女に生まれちゃったけど心は男なんだ!本当の自分は男なんだというFtMの方には耐えがたしことかと思われます。

だって、女性と結婚したい人に男性と結婚しろなんて無理じいというよりも拷問ですから!(後編へ続く)

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