年内もたないと予想されている父のことは最後まで病院でみてくれるものと思っていたのに、

「今の状態なら自宅療養でも大丈夫ですよ」

なんて言って病院側は末期ガンで二十四時間点滴と酸素吸入中の父を退院させようとしてるんです。

父の左肺はガンにすっかり押し潰されており、血中酸素も低下していて毎日測定してます。

車椅子移動で連れて来ないとならないし、我が家はバリアフリーではございません。

おむつは嫌がっている父をどうやってトイレまで連れて行けと言うのでしょう?

尿道カテーテルなんてものはプレイでなら嗜んでおりますが、医療資格持たない菊池がやるわけにはいかないでしょう?

排便は病室に置いたポータブルトイレで介助されてしている状態。

モルヒネで頭やられていても、まだ完全に寝たきりになっていないおむつは嫌がる父に無理矢理おむつをさせたくないのに……人間の尊厳は医療現場ではむしり取るものなの?

今日、一時間だけ試しに父は帰宅して、その後は自宅と病院行ったりきたりの繰り返しになりそうです。

いつそんな決まりが出来たのかは知りませんが、今の医療制度では、一カ所の病院に長期入院出来ないことになってるそうなんです。

びっくりしてしまいました。

病院が入院治療を必要としている入院患者を追い出すんですよ!


世も末です(>_<)