日本で販売されたセリカコンバーチブルはアメリカのASC社製でしたが、ヨーロッパ市場向けにはドイツのHP schwan社が担当しており、日米とはやや仕様が異なることを知りました。
今回TOYOTAではなく、その製作にあたったHPschwan社発行の珍しいカタログを入手。
AW10 MR2とT16セリカが記載されているものです。セリカ以外の車種も扱っていたことが判明。ともにリトラクタブルヘッドライトなのがいい。
セリカは先代A60系コンバーチブルを継承したかのようなオーバーフェンダー付き。
オープン時のサイドビューが美しい。
純正では見たことのないタイプのアルミホイール。
7J-15インチと、現在では全く驚かないスペックですが、この当時はこれでも満足のインチアップです。
オーバーフェンダー装備ということはもっと太いタイヤ&ホイールの組み合わせもいけるはず。
MR2は日本でTバールーフ仕様が販売されていましたが、ヨーロッパ向けは完全にTバーが無いオープン。純正エアロでも十分カッコいい。
ホイールは7Jー15インチ。このアルミホイール最近みたような気がするなぁと思いましたが…
ドイツのセリカアクセサリーカタログでした。
ドイツトヨタの自信作だったのかな?
セリカ1.6GT用であればPCD100の4穴なので、MR2も共通で使用可能です。
2人で乗るか?4人で乗るか?みたいな選択肢でしょうか。
どちらも現存すればかなり貴重なものでしょう。
ドイツ国内、いやヨーロッパ全体でどれくらい売れたのか?
またschwan社がその後どうなってしまったのか?
まだまだ気になる点があります…。