コミックス18巻収録。
長期に渡って連載された流石島レースが完了してストーリーにひと段落ついた時期のエピソード
風吹の義兄飛鳥と、スポンサーである谷田部のオヤジさんのオススメで富士フレッシュマンレースに挑戦するという流れ🏁
これまでスーパーカーばかり乗り継いできた風吹にとって、周囲と同一マシンで腕を競うというのは真の実力を試せる絶好の機会ということですね
フレッシュマンレースには日産サニーで参戦することになり、谷田部さんの依頼でそのサニーをチューンしたのが、まつおか自動車🚗
フレッシュマンレースには日産サニーで参戦することになり、谷田部さんの依頼でそのサニーをチューンしたのが、まつおか自動車🚗
電話番号の市外局番から横浜市の番号
でも実際の店舗とは違う番号のようです
そこへ山岸みのりから借りたポルシェ930ターボに乗って（ポルシェを貸してくれるみのりさんはやはりお嬢様）横付けする風吹
いきなり一言目に「よう あすにはまにあいそうかい？」
人間関係ができている間柄ならまだしも、これはメカニックさんカチンとくるでしょうねぇ
こちら実在するまつおかさん
シャッターとその上のバッテンのフレーム？がコマの絵と似てますね
電柱の配置もコマに似てると思います。
まつおかさんは現在もサニトラを扱っていて当時からの面影を残しています
あいかわらず風吹はメカさんに対する言葉遣いが…
人生において、このメカさんのように忠告してくださるかたの存在はありがたいことですね
そして翌日の富士スピードウェイにて練習走行。コースインして1周目で盛大なスピンをやらかす
メカニックさんたちの「あの野郎やりやがった」というのも正常な反応ですねぇ
ところがそれで終わらないのが風吹の才能！
なんとクラス違いのGCマシンをヘアピンで追い抜き！性能差がありすぎそうなのに、こんなこと実際できたんでしょうか？
たった一度のスピンでもうサニーを乗りこなす事が出来るたいした野郎なわけですよ
そして非公式ながらサニーでのコースレコードをマーク
メカさんたちを納得させる結果をだしました
メカさんたちを納得させる結果をだしました
そしてレース本番の日
風吹は予選ポールポジションを獲得🥇
メカさんとは信頼関係が築けたようです
そして予選2番手につけたのは、椿健太郎。
相方？早瀬が入院中なので、代わって
登場したと思われるライバル。
この椿初登場のシーンに関してはこれまでの池沢先生のキャラとは違って細眉のシュッとした顔
風吹に勝って名を挙げたいという野望がメラメラ
スタートで一歩リードした椿！
追う風吹と共にオーバースピードでダートに飛び出すが…
ダートでのサニーの扱いに関しては椿のほうが一枚上手だったようです
しかし、コース上で風吹の猛烈な追い上げが始まる
そして椿はエンジンを回しすぎて、エンジンブローでリタイヤ
風吹にとっては余裕の展開に
椿のサーキットの狼初登場はほろ苦デビューでした
このTSサニーレースのくだりは、やけに描写がリアルです。
サーキットの狼はスーパーカーの活躍というイメージではありますが、現実的に読者の手に届きそうな国産車でのバトルがあったという点でこのエピソードは貴重です
まつおかさんが現役で営業されているというのもうれしい点ですねぇ