お部屋に戻ってきてから2時間後?3時間後?くらいに酸素マスクを外してもらい(しんどくて記憶が曖昧)
消灯になり部屋の電気が消えてました。
せっかく準備していた
アイマスク
耳栓
は封を開ける気力がなく付けません
夜は
やはりとりあえず暑かったです
掛け布団はお腹のあたりに乗ってるだけ
胸元にタオルをかけてたおかげで、はだけることなく安心でした
夜中の1時に看護師さんが来られ
「時間になったんで飲水できますがどうしますか?」
「飲みたい。。。」
声ガラガラのカッサカサ
「キティちゃんが、キティちゃんが冷蔵庫に、、」
自分でもなに喋ってるか分からないくらい声が出ません
冷蔵庫からペットボトルを取ってくださり
念願の水
ジャーン と
登場したのはマジで初めて見る見たことのないラベルのペットボトル
スーパーで激安水を買いよったな
キティちゃんがついてなかったらおそらく看護師さんも冷蔵庫でどれがお水かわからず悩ませたであろう知らない水
あまりにも口渇で
よく冷えた激安ウォーターは
ありえないくらい
美味しかったです
この時喉の痛みがありましたが、飲めた喜びのほうが大きかった
「ここに置いときますのでいつでも飲んでくださいね」
サイドテーブルの高さを変えて
オーバーテーブルにしてキチンと手の届く所に
ペットボトルを置いてくれました
ポケモンバッグに入れるつもりでしたが、机が近くに来てありがたい!
眠れず
ボー
先生に
傷が大きくなった。
と言われた事を思い出し
落ち込み
もう切ってしまったから
いまさら
どうしよも出来ないしな。
と諦め
ボーっとする。
これの繰り返しの夜を過ごしてたら
いつのまにか
うつらうつら
としてた様です
気付くと明るくなってて朝になってきてました
はぁちょっと寝れた。。。
お水を飲もうっと
ゴク
あまりの喉の痛さにパッチリ目が覚めました
ひー。痛い痛い痛い。。。
喉が焼けるようです
傷が痛いのか喉が痛いのか
看護師さんに聞くと
挿管の時による痛みのほうだろう
とのこと。
早速
カバンから出し、ナメナメ
龍角散ずっと舐めてたら
お水は覚悟を決めないと飲めなかったぐらいの激痛が少しずつマシになってきました。
朝6時になり
カバンをフックから外してどけて
右腕から採血をしました。
採血が終わるとカバンを元の位置にそっと戻した看護師さん優しい
「ドレーンは量も少ないし、今日抜けそうですね。後でおしっこの管も抜いてちょっと歩いてみましょう。
点滴だけは手術が終わるのが遅かったのでなくなるまでまだもうちょっとあります。点滴押しながらトイレとか行ってくださいね」
できたら点滴終わってからおしっこの管抜いて欲しいなぁ、、、
点滴してたら着替えられないので、胸元パカパカで下はパン一。心もとない浴衣のままおトイレに行かなくてはいけません
でも朝に抜くのが決まりみたいだし。。
看護師さんすぐにはされず、他のかたの検温やらにまわられてから、おしっこの管を抜きに来られました
おしっこの管を抜き、
ドレーンを首からぶら下げていざ離床です。
起きようと思っても首に力が入らず頭が重くて上がりません
起き上がる時、こんなにも首に頼ってるんだ。という発見をしながら
文明の利器。ウィーンとベッドの力を借りて頭元をあげ、足を降ろしベッドサイドに腰かけることができました。
いざ立とうと思ったら足だけ浦島太郎状態
おばあさんになったようで足がプルプルプルプルしてます。
「立ってしまったら大丈夫ですよ」
確かに
立つまでは大変でしたが、立ってしまうとどうもなくスムーズに歩けることができました
点滴はまだあと3時間くらい
絶対おしっこ我慢するぞ!という
意気込みでいました