よく思うんだけど、
映画の特殊効果=CG
って殆どのメディアがそう宣伝しまくっているけど、
映画が異世界を演出している場合、
実際は80%ぐらいが美術さんの力によるところが大きい
(残り20%がCG部)
資料を集めたり、キャラクターの性格に合わせて
世界観を定着する努力はCG部の遥か上のレベルで
かつ、映画用に集めた小道具の管理保管、
風雨の心配、物理的な重量 多々
CG屋さんのそれと比べて本当に頭が下がります。
にも拘らず、少し予算のある映画は決まって
”CGがー”って宣伝する。
もうそういうのって時代遅れじゃないかな?
常々思っています。
自分でロケ地を探し、小道具を交渉して借りたり運んだりしてみて初めて、
CGスタッフの撮影現場立ち合いの
何とも言えないあの浮き加減の理由がわかりました。
もっと美術さんすげぇ、、って宣伝して
それからCG頑張っているってバランスが
丁度良いのではないのでしょうか。
結果最近ではCG使ってないのが
凄いっていうのが謳い文句になる始末
作っている側は、良いものを残したいって気持ち1つなんですがね、、