「大人しい国・日本」と最後に本題。 | きくりんオフィシャルブログ「きくりんの日々」Powered by Ameba

「大人しい国・日本」と最後に本題。

前回の日記を自分で読んでみましたが、我ながら主旨が伝わりにくかったですね…。

「韓国にはメダル数で負けたけど、日本選手も十分頑張ったじゃないか!」

「そもそもオリンピックに出ること自体すごいことなんだから、他人が文句を言うのは間違いだ!」

…そう思った方もおりましょう。

そして、その考え方は…全面的に正しいと思います!


しかし、正しいことが常に最善とは限りません!

僕が言いたかったのは、その「正しい大人の考え方」が、正しくはあるけれど、「結果として発展につながっていない」気がする…ということです。

つまり、例え選手が負けても、分をわきまえて批判などしないものわかりのよい大人の国民と、

選手に過剰に期待して、負けたら理不尽に罵倒する国民がいる国とでは、

どちらがスポーツがより強くなるのか!? …という話です!

もちろん、感情的には前者であるべきと思うのですが、残念ながら、後者の方が強くなると思うんです。

それが「子供力」です!

理屈では正しくなくとも、エネルギーを生むのは、たぶんそちらなんですよね。

例えば、中国の英雄、ハードル走の劉翔への北京五輪での中国国民のバッシングは理不尽でしたが、でも、そういう国だから成長するんだろうなぁ~、とも思うわけです。

あのような理不尽さは好きにはなれませんが、好き嫌いとは関係なしに、よくも悪くもエネルギーを生むのはそういう国民性なんだろうなぁ~、と思うんです。

もちろん、スポーツだけの話じゃありません。

「X(島、海、油田etc.)は絶対に何がなんでもうちの国ものだ! 根拠も何も、Xはうちのものに決まっている!」と、国民全員が思い込んでいるA国と、

「Xなんて別にどうでもいいよ。どうしてもモメるなら第三者に判断してもらえばいいんじゃない?」と、国民が大人なB国が対立したら、

ズバリ、Xを手に入れるのは・・・A国でしょう!

B国の言い分は特に間違ってないんですが、正しいか間違っているかではなく、生み出すエネルギーの差で負けるんです。

それが、理屈ではない子供力のパワーというものでしょう!

子供は簡単にガマンしない、子供は簡単に満足しない、だから強いんです! 成長するんです!


…ということで、日本から見るとやや理不尽な話ではありますが、

でも、実は世界標準は「子供力」の方であって、むしろ大人過ぎる日本が特殊なんだと思います。

まさに、「大人しい国・日本」です。

それは美徳であると同時に、日本最大の弱点かもしれません…。

そして、それはさておき、最近SKE48の松井玲奈さんがすごくいいです。 AKB48エース前田敦子さんの真の対抗馬は彼女かもしれません…。


(
書き込みありがとうございます! すがわらさん、確かに長野よりは青森の方が冬季五輪開催にふさわしい気がしますね~。)