『神のルールに従う』宣言!!
本日より、私きくりんは、この世界を統べる「神の御心」に従って生きていくことをここに宣言いたします!!
・・・おっと、そんな目で見ないでください。大丈夫です、妙なものにハマったりはしてませんし、僕は千葉県屈指の無神論者のままです。
ここで言う神の御心に従うということは、神の創った世界をありのままに捉え、「神のルール=自然のルール」に従うということです。
で、私この度、「神のルールがどうなっているか」、「神様がどんな方針で世界を運営しているか」が大体わかりましたので、ここに発表いたします!
ずばり、神はこう考えています!
『とにかく、無数にい~っぱい作っちゃえ!』
『…で、そのうち、一つでも上手くいけばそれでいいじゃん!』
・・・これです! これが時空を越えて決してゆらぐことのない、「神様の基本方針」です。
例えば、宇宙には無数の銀河と無数の星々がありますが、その中で生命が存在する天体は確率的にはおそらく極わずかです。
また、この宇宙は奇跡的に非常によくできているようですが、実はこの宇宙の他にも無数に別宇宙があり、その多くはビッグバンまでたどりつけなかった、言わば失敗作なんです。
規模をもっとミクロにして、例えば生命誕生に際しても、無数の精子の中から卵子にまでたどりつけるのは、基本的には一つだけです。
種の起源、進化論に関しても、とにかくいっぱい種を作って、あとは自然淘汰で勝手に決めてよ、というラフさこそがその本質です。
つまり、神様は『質より量』という方針なんです!
いや、何か意味のある「質」を生むためには、まず「量」を創らなければならないと考えているのでしょう。
そうなんです。神でさえ、いきなり「質」は生めないんです。
だから、人間ごときが何かを創る際に「成功作ばっかり」とはいかないんです!
・・・ということで結局何が言いたいかというと、
若手芸人が成功を収めるための新ネタを作るには、それ以外に、無数のどうしようもないボツネタも作らなきゃいけないということです!
いきなり質ばかり求めて、なかなか新しい創造に踏み出せない者は、結果的に質も量もどちらも生み出せません。
『まず、量ありき! 質はとりあえず無視!』
これが神のルール、世界のルールなら、僕もそれに従うことにしました!
となると、今後はライブ等で格段にスベる確率が高くなると思いますが、「あいつは神に忠実なんだ」と解釈して、大目に見ていただけると嬉しいです。
(すがわらさん、永井荷風さん、ルーセル虫さん、書き込みありがとうございます!)