刺激的な情報。 | きくりんオフィシャルブログ「きくりんの日々」Powered by Ameba

刺激的な情報。


僕は知りませんでしたが、スマイリーキクチさん、数年間にわたり大変なことになってたんですねぇ。

エンタの神様の収録で何度かご一緒したり、雷ライブでちょっとあいさつしたりくらいの関係性でしかありませんが、非常に温厚で気さくな方という印象が強かったですので、あんな噂はまったくもってけしからん話です。

もちろん、そんなことを言い始めた輩はウンコちゃんだとは思いますが、ある一定の割合で過剰に悪意をもった人間が存在してしまうのは、確率論としてはある程度仕方ない気がしています。


だから重要なことは、善意ある大多数の方々が、その手の悪意ある情報を鵜呑みにしないということだと思います!

そりゃあ、有名な事件の犯人が「知らないどこかの不良だった」よりも、「実は今活躍しているお笑い芸人だった!」の方が、情報としては「刺激的」で面白いでしょうよ。

でも、ノストラダムスの大予言にしても、西暦2000年問題にしても、インフルエンザで最大64万人死亡予想にしても、大体、「刺激的な情報ってのは当てにならない」もんです。


どうも人は、「より正確な情報」よりも、「より刺激的な情報」を好む傾向があります。

でも、多くの場合、「より刺激的でない情報の方が、より真実に近い」と思います。

まぁ、実話ナッ○ルズ的なものやワイドショー的なものが、「刺激」を優先して信憑性無視の情報を流すのは、百歩ゆずってある程度仕方ないにしても、報道番組や新聞がそっちよりになるのは絶対アウトだと思うんですよねぇ。


刺激重視の情報…、たとえば、ちょっと前にニュース番組で「新潟の女子高生のスカートが短すぎるため、県全体で統一指導する方針となった」みたいなニュースを、長いところでは10分近く放送してましたが、あんなもの…

結果的に女子高生の「ミニスカート」やら「太もも」やらをテレビで大映しにすることになるから、下世話な男性視聴者が食いついて視聴率稼げるって、そういうことでしょ!?

じゃなきゃ、このご時世あのニュースをあんな長時間流す意味なんてないですって。

え? 考えすぎ? …だったらすみません。

因みに僕はあのニュースを、ニュース番組をいくつかハシゴしながら見続けましたよ。あんな美脚の子たちばかりを選んでインタビュー映像を編集するなんて、まったくもってけしからんです!