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『宿命』を読んで思ったこと

二年一組きくまさむね




『分身』に引き続き、東野圭吾さんの作品をよみました。


今回の作品も、題名通り、宿命!って感じで進むのかと思いきや、意外とそうでもありませんでした。


主人公は学生時代は、リーダーシップがあり明るくて頼られる存在、しかし父の病気をきっかけに夢絶たれ想う女性と別れ、苦労を重ね刑事となったゆーさく。

そして、主人公のライバル、大企業の御曹司で、学生時代は文武両道、なんでもこなすクールガイ、しかし孤独で謎めいたクールガイ、あきひこ。


この二人は小学校から高校まで同じ学校で過ごします。 まるで宿敵のような関係で、物語はゆーさくの視点で二人の関係を描きつつ、殺人事件をベースに進んでいきます。



そして、物語はもうひとりの視点でも描かれています。

あきひこの妻、みさこです。

彼女は運命の糸に操られるかのような人生に疑問を感じながらも、あきひこの家である瓜生家で生活をはじめます。
この女性はゆーさくとも関係があるのですが、


自分はまんがでもドラマでも、ヒロインに魅力がある作品はなんでも面白くなるもんだ理論ってのを押してまして、この『宿敵』もヒロインであるみさこが物語を面白くしてくれました。


かってにめざましの愛ちゃんをイメージしながら読んでたせいか、めっちゃ可愛い設定になってしまったみさこですが、彼女も結局は『宿命』の中の1つのパーツではないかと思います。


物語は、序盤の女性の死、大企業の社長が殺害される、その裏にある"隠された秘密"、が本筋なのですが、それらは二人の男、ゆーさくとあきひこの宿命を意味するパーツであって核は最後の章になってすべて書かれているのです。


だから、愛ちゃん風みさこのおかげで面白くは読んでたものの、途中まで違和感ありまくりでした。


けれど最後の章でまさか、まさかの展開。


これを読めばたしかにねと、



宿命とゆう題名がぴったりねとなりました。



東野圭吾さんがおっしゃたように、最後の一行はいい感じです。


自分も好きな一行で好きなラストでした。


この作品を読んで、改めて東野圭吾さんのすごさをしり




読書感想文の難しさをしり、




結局前回と同じラストの文章を書いてる自分に




バカヤロウといってやりたいです。