またまた本を読みました・・・
(昨日に引き続きで恐縮です^^;)
レイモンド・チャンドラー(著)
清水俊二(訳) ハヤカワ文庫
『長いお別れ THE LONG GOODBYE』
★★★★★
とにかく、カッコよかったです・・・(>_<)
主人公の私立探偵フィリップ・マーロウのような生き方・・・
こんな生き方、普通の男には
なかなか出来ません・・・
損をしている生き方なのに
自分の信念の為に、あえて通る・・・
全編に宝石のようなセリフの数々
そして、その中でも自分的に
一番好きな↓
さよならをいうのはわずかの間、死ぬ事だ
このセリフを心から、理解出来るような男に
なれているのだろうか・・・
思わず考え込んでしまいます(>_<)・・・
下記に文庫本内での
紹介文を引用しますね↓
コーヒーをつぎ、タバコに火をつけてくれたら
あとはぼくについてすべてを忘れてくれ
妻を殺したと告白して死んだテリ―レノックスからの
手紙にはそう書かれていた。彼の無実を信じ
逃亡を助けた私立探偵のマーロウには
心の残る結末だった。だが、別の依頼でテリ―の
隣人の失踪の理由を探るうち、マーロウは
再度事件の渦中へと・・・
本書には男の生き様を学ぶ上で
沢山のヒントが隠されています
そしてこの本の中で、一番有名なセリフ↓
ギムレットには早すぎる
未読方は、↑のセリフが
物語の後半の鍵になります・・・
こんな短いセリフで、場を描ける作家は今までいたのだろうか・・・
また、本書は男の生き方を学べると同時に
良質のミステリー書でもあります。
読み終わった後には
冷えたギムレットを飲んでみようか
それともバーボンにしようか
考えてしまいます・・・
個人的にこの本には
まさしく↓この言葉があっていると
”ロサンゼルスの感傷”
もう一回フィリップ・マーロウに会いたくなりますね(^^)
最近、村上春樹訳で『ロング・グッバイ』名にて
再リニューアルされているらしいので
さっそく、読んじゃおうかな♪
二日続けて読書Blogで恐縮です(>_<)
女性の方が読んでいらしたら、昨日に引き続き
置いてけぼり(?)な感じの内容でしたね(+_+)
明日からは、もう少し読みやすい内容にしますねo(^-^)o
なんだか、地味な休日ですね(笑)
それでは