世界で起きてること


★ロシアvsウクライナ


もう2年近く戦争状態が続いてます。


ロシアが先制攻撃を仕掛けるもウクライナがもちこたえる。


ロシアは世界2位の軍事大国と言われ、圧倒的な戦力差でウクライナが堕ちるのは時間の問題だと思う人が大半でした。


ウクライナの人々は自国を守る為に必死で防戦し、西側各国がそれに対して武器・物資を供与することで、一時は失地回復のための反転攻勢まで行われました。


ロシア軍は一旦占領地を固守する側にまわり、ウクライナの反攻が行き詰まると、今度はロシア軍が大量の装備と兵士を失いながらも波状攻撃を仕掛けます。


ウクライナ軍はまともにやり合わず、防衛陣地を構築してロシア軍の損耗を謀ります。


ロシア軍は大統領選挙が近い為、プーチン政権が実績を得たいという思惑が働いてるとか。


ロシアは大量の先進兵器と兵士を失いながらも退くことができず、ウクライナはアメリカの援助が中断されながらも自国開発のドローンを駆使してロシア本土の軍需施設を攻撃してます。


冬が終わって春になる頃、雪天候や泥濘が解消されると両軍に新たな積極的戦略が模索されそうです。


★中国vs台湾


以前から中国共産党は旧国民党が支配する台湾の併合をとなえてました。


中国共産党は一国二制度という香港で取られた政策を条件を台湾に持ちかけますが、今の台湾政権はそれを拒否します。


中国は武力による併合という選択肢を捨てておらず、近いうちに台湾侵攻が行われるのでは?とささやかれでした。


しかし、アメリカが自国経済圏から中国を締め出して先端技術を禁輸、中国国内では新型コロナ蔓延防止策で都市封鎖をして経済がさらに停滞、不動産バブルが弾けたことで地方財政もひっぱられて悪化してしまいました。


中国共産党は正確な統計データを発表しないことで有名ですが、一部では中国国内の官民合わせた隠れ債務が1京5000兆円あるとも言われてます。


中国共産党は有効な政策を打てておらず、国民総生産の伸び率の数倍の勢いで、債務とその利息が増えてます。


軍事はとてもお金がかかることなので、果たして今の中国に台湾侵攻の余力を生み出せるのかは疑問です。


ただ、景気悪化による中国国民の怨嗟を共産党からそらす為、台湾侵攻を行う可能性もなきにしもあらずです。


★イスラエルvsパレスチナ自治区の武装勢力ハマス


ハマスによって奇襲を受け、たくさんの国民が害されたイスラエルは、ハマス掃討作戦を開始します。


ガザ地区の地下にトンネルを作って抵抗しているハマス、ハマスと連携するイエメンの武装組織ヒズボラ、ヒズボラを援助するイラン、、、。


イスラエルに対してはアメリカが物資を供与し、合わせてイエメンのヒズボラ拠点には空爆が行われました。


ヒズボラもロケット砲やイランから供与された巡航ミサイルで応戦します。


ガザ地区の掃討作戦でハマス勢力はかなり縮小されましたが、パレスチナ一般民に多数の犠牲者が出ました。


仮にハマスをなき者にできても、将来新たな恨みの連鎖が生じる種がまかれてしまいました。


イスラエルにはユダヤ人が迫害を受けた歴史を教訓に、国や国民を守る為なら害意を持つ者や持ちそうな者をあらかじめ先に断つという理論があります。


パレスチナには国連の決裁でいきなり自分達が住む土地にイスラエルが建国されたという不満があります。


過去何回かイスラム教国家によるイスラエル侵攻が行われ、都度イスラエルは勝利しながらパレスチナ領土を削って支配し、パレスチナ人は抑圧されてきました。


双方の歴史や主張があって、完全解決が難しい問題です。


★ベネズエラvsガイアナ


ともに南米の国でこちらも領有権問題をかかえてましたが、国連によって紛争地はガイアナ領とされたのかな。


まずいのは紛争地域で石油が出て、ガイアナは経済的にかなり潤ってます。


ベネズエラは紛争地域を武力侵攻で奪うという動きを見せ、ウクライナとイスラエルで手一杯なアメリカにかわり、イギリスが軍艦を派遣してベネズエラ軍を牽制しているようです。


★韓国vs北朝鮮


韓国大統領が右派勢力から選出されたことで、最近は日米との関係改善に動いてます。


これにより北朝鮮は韓国を敵対国家とみなして、平和的統一という選択肢を完全に放棄すると宣言しました。


北朝鮮はロシアからの要請でたくさんの武器・弾薬を供与する見返りで、軍事技術を得たなどと噂されてます。


近年は核搭載可能な弾道ミサイル、通常の巡航ミサイル、潜水艦発射型巡航ミサイルの開発を進めてます。


日本の排他的経済水域付近にミサイルを打ったり、日本本土を飛び越えて太平洋側に打ったりしてます。


とは言え、北朝鮮も戦争できる程の経済力は無いと思われますので、行動を起こすとしたら何年か前にあった寧辺島砲撃みたいなことをしてくるかもしれません。


最近もその近海で陸地着弾ではないにせよ、両軍の砲撃合戦が行われたみたいです。



長々と書きましたが、嫌なことにロシア、中国、北朝鮮は日本の近所にある国々です(;´д`)


イランとは長年友好関係にあるとはいえ、末端組織には関係ないでしょうね(^_^;)


日本国内には非戦をうたっていれば攻め込まれないと錯覚してる人もいるみたいですが、資源も無い日本を攻めたところで得るものが少ないのと、自衛隊の近代装備による抑止効果のおかげだと思います(⌒-⌒; )


あちこちで火種を抱えるアメリカ軍が日本に基地を構えてるのは諸刃の刃ではありますが、アメリカ軍もあちこちで手一杯でしょうから、日本も独力で防衛できる戦力は整えないとなりませんよね(⌒-⌒; )