子供の頃の「霊感持ってる私ちゃん」達に迎合して、実際には見えない事を、視えてると言ったりした恥ずかしい黒歴史を持ってしまった私ですが、まさか大人になって、子供も巣立ってから「霊感持ちさん」達と実際に関わろうとは思いもしませんでした。

 

 最初は此の人の事を「頑張ってる人」「周りを纏めている人」「ざっくばらんな人」と思いました。

当時の私は過労を見過ごして、鬱を発症したらしく、五感が鈍っていました。そうなると、恐ろしいものですね。自分の服も何を着て良いのか決められないのです。献立も考えるだけで吐きそうになりながら、必死に作って居ました。

 

   魂 私は心身共に弱り切って、エンスト状態(精神的なハンガーノック)でした。魂

 

 此の人は弱っている人を見抜くのが上手い人でした。今考えれば、此の人の周りには弱っている人が集まって居ました。其の人達を力づけて導いてやるのが自分の使命、助けて貰いたい人が自然と集まって来るのだと、自負していました。

 そして、自分にはその力が有る。「霊感」で相手の悩みを見抜いて、其処から抜け出す道筋をつけてやるのだ!付き合いの距離を縮められてから、しょっちゅう言われていました。

此れは、見方を替えれば「支配欲」だったのではないかと思います。

確かに、此の人に遇わなければ私は自分を見詰め直す事が、もっともっと時間が掛かってしまったと思います。そこは本当に感謝しています。愛!!

此の人は自分より弱い人が好物だったのです。私が本来の自分を取り戻し始めると、攻撃してくるように成りました。

私は此の人の変貌に驚きましたが、此の人も私の変貌に驚いて慌てたのだと思います。

   うずまき飛び出すハートうずまき飛び出すハートうずまき

 「霊感」を持つ人は本当に存在します。でもね、私は思うのです。

 それが何か?脳みそ脳みそ脳みそおすましペガサスおすましペガサスちょうちょ

 「霊感」を持って居るから「特別」なんて思ったら、其の時から「霊感」は汚水に成ってしまいます。

鼻が利くから、視力が良いから、聴力が良いから、味覚が鋭いから、触覚が敏感だから、自分は特別にして貰って良い!なんて言ったら、オカシイ人に成ってしまいます。

 

 「霊感」は第六感だと言う説も有ります。五感の自分の発達している処を磨いて「技」にして、生活をして行く人も居ますよね。第六感も磨かねば発達しないのです。自分に有る事を認識しても、自慢するだけで磨かねば、いずれは薄ぼんやりとした感覚しか残らないでしょう。

 

 「霊感」は有っても無くても別に構わない事なのです。もし有ると思ったなら、人の役に立つように使うべきです。無い人、微弱な人を下に見るような事をしては成りません。

 ドクロ自分に「霊感」が有ると感じた時に、高揚感を感じたら御用心なさい。ドクロ

     其れは偽物です