2024年3月22日午後8時30分頃、茨城県水戸市若宮のJR常磐線水戸ー勝田駅間の新町踏切付近で、線路内に立ち入ったとみられる男性が下り回送列車にはねられ、死亡しました。
県警水戸署によると、死亡したのは同市内に住む70代の男性とみられています。事故当時、男性は踏切内で立ち尽くしており、警笛を鳴らして接近した列車に跳ねられました。
この事故の影響で、JR常磐線は勝田ー土浦間で約1時間20分運転見合わせとなりました。
現場は遮断機と警報機のない踏切で、警察は男性が何らかの理由で線路内に立ち入ったとみて、事故原因を詳しく調べています。
近年、踏切事故は減少傾向にあるものの、依然として死者・重傷者数が多いのが現状です。
安全のためにも、踏切を渡る際には以下の点に注意しましょう。
遮断機が下りている踏切には絶対に入らない
左右をよく確認し、列車が接近していないことを確認してから渡る
イヤホンやスマートフォンを使用しながら渡らない
歩行者用の遮断機や押しボタンがある場合は、正しく使用する
踏切は、一歩間違えれば命に関わる危険な場所です。一人一人が安全意識を高め、事故を防ぐようにしましょう。
JR東日本 常磐線全線普通列車運転席展望 土浦 ⇒ 水戸 ⇒ いわき 4K撮影作品 [DVD]
参考記事
【茨城新聞】JR常磐線で人身事故、男性死亡 勝田-土浦間で一時運転見合わせ【更新】: https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16979760078822