長崎県島原鉄道大正駅舎全焼、諫早市の男を書類送検(2023年10月13日発生)
概要
2023年10月13日午後5時45分頃、長崎県雲仙市瑞穂町古部甲にある島原鉄道大正駅の木造平屋駅舎から火災が発生し、約1時間半後に全焼しました。けが人はいませんでした。
昨年10月11日午後0時45分ごろ、同駅舎でタバコを吸い、残り火を確かめずに吸い殻をゴミ箱に捨て乗車し同日午後1時頃に出火、木造平屋の駅舎約21平方メートルを全焼させた疑いで書類送検しました。
大正駅は無人駅で、上下38本が火災で運休し、約1400人に影響がありました。
原因
雲仙署によると、火は約1時間半後に鎮圧されましたが、駅舎は全焼しました。
被災状況
駅舎:木造平屋約90平方メートル
被害額:約3千万円
原因
雲仙署は、現場周辺でタバコの吸い殻を見つけたことから、火の不始末が原因とみて調べていました。
捜査
19日、雲仙署は、諫早市の30歳の男を重過失失火の疑いで書類送検しました。
男の供述
男は、火が出る15分ほど前に、駅舎の中で喫煙していたことを供述しています。
島原鉄道は、駅舎の再建を検討しています。
参考記事
長崎新聞
NHK 長崎
KTN テレビ長崎
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