NY二日目。
この日もアートと、そしてジャズを楽しみました♪
●Ruth Asawa at Whitney Museum
日系アメリカ人のルース・アサワ。作品も好きなのですが、彼女自身も興味深いアーティストです。ワイヤー・アートで有名ですが、この展覧会では、そこに到達するまでの彼女のアートの歴史を展示。子供の頃は強制収容所で過ごし、Black Mountain College（ここに関わった/学んだアーティスト達の話も面白くて好き♪）でアートを学び、そして教育の世界にも入り、日本人としてのルーツにも影響を受け、その人生もアートも深みがあって魅力的です。
若いころの作品。全部手書き・・・。細かい線をずーっと手書き。この緻密さと集中力、凡人とは一線を画します。草間彌生もそうですね。
日本の折り紙からインスパイアされたという作品。
とても見応えのある展覧会でした。他の階でやってる他の展示も見つつ、次の場所へ。。。ちょうどお昼時でランチ難民に
軽く済ませられる場所を探したのだけどなかなか見つからず、チェルシーエリアをうろうろ。それもまた楽しいんですけどね。やっと空きのあるカフェを見つけてさくっとランチ。
●Todd Hido at Bruce Silverstein gallery
お次にやってきたのは、また別の写真展♪夜の風景を主に撮っているTodd Hido、この静かな雰囲気がとても好きです。プリント・展示は初めて見たので、かなりテンション上がってて、嬉しかったです
が、このギャラリー。初めて行ったのですが、展示スペースはとても小さく、あとは、スタッフが普通にお仕事してるデスクの後ろとかに展示してあるの。ギャラリースタッフのお仕事を垣間見れてそれはそれで面白かったけど、でもやっぱり落ち着かない
ちょっと残念でした。
●George Coleman Quintet at Smoke Jazz Club
そして夜はジャズ！NYに来たら欠かせません。Village Vangurdに行くことが多いけれど、今回は初めてのこちらへ。ジャズ黄金期から活躍し、ご存命中の数少ない素晴らしいプレーヤーです。ただ、もちろんそれなりのお年で。８８歳・・・サックス吹けるの？ってちょっと心配でした
舞台に登場した時は、若いスタッフ二人に手を引かれて、かなーり、ゆっくりと。ダイジョブかな
でも、そんな心配は無用でした！ヒップで豊かな音を堪能しました
演奏後は、フライドポテト食べながらCD売ってました
チャーミングだったわ
このジャズクラブ、お客さんは常連が多いとの印象。店員さんと喋ってる人が多い。ショー自体のチケットはそうでもないですが、お食事は結構良い価格帯。ほぼ白人に、ちらっとアジア系が混ざってる感じの客層でした。
盛りだくさんの２日目、終了です。