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紙本に描かれた美人画です。
落款はあるのですが、作者については詳細不明です。
 
 
提灯を掛けるしぐさの美人図になりますが、場所もはっきりと特定できません。
川の流れが後ろに見えますが、「立花屋」という料亭か茶屋のような所なのでしょうか。
 
 
実はこの作品を手に入れて数年後に、同じような作品の存在を知りました。
それは二代歌川国貞の掛物絵でした。
今回紹介した作品は肉筆作品なのですが、浮世絵版画を模写した作品だったのが後で分かりました。
 
安価で買えた浮世絵は当時、絵を描いていた人達(素人からプロまで)からすれば、良き教材だったみたいですね。
 
まだ出していませんが同じように、掛物絵を模写した作品(手に入れた時は模写とは分からなかった)を何点か持っています。
中にはプロの浮世絵師によるとみられる、大変上手い作品も結構あります。