白水 「遊女と禿」
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五葉亭 広信(ごようてい ひろのぶ)は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した大坂の浮世絵師。

五粽亭広貞の門人。大坂の人。姓は木下、名は不詳。五葉亭、五蒲亭、白水、白水斎、東林、芦野家と号す。

 

上方の浮世絵師については、はっきり言ってあまり馴染みがなくて、本に載っている有名な絵師ぐらいしか知らないのですが、少し調べて見ると歌川国貞からの流れになっているみたいです。

 

 歌川国貞(三代豊国)-歌川貞升(国升)-五粽亭広貞-五葉亭広信-東林斎広信

 

72歳の時の作品と書いてありますが、生没年不詳のためにはっきりとは分からないのですが、たぶん東林斎広信は息子ではないかと推測すると、明治20年代に描かれたものではないかと考えられます。

 

掛軸には「京都 木下白水先生画」と書かれてあるので、晩年は京都に住んでいたのでしょうか。