ご訪問ありがとうございます。

 

二人の偉人が亡くなったと知った。

 

悲しい、とも違う

喪失感と言えば

あっているだろうか。

 

ポール・オースター

若い時に読んで

衝撃を受けた。

 

刺すような感覚。

尖った感性。

 

人間の狂気と愛の境目。

 

「リヴァイアサン」

「孤独の発明」

「鍵のかかった部屋」

 

孤独だった私は

オースターの感性が

好きだった。

 

もう一度、作品を

読んでみたいし

読んでいなかった作品を

見てみよう。

 

それが、彼をしのぶことに

なれば嬉しい。

 

フジコヘミング。

 

おんなじ誕生日で

共感することが多かった。

 

生き方がかっこいい。

やっぱり尖った感じがする。

でも、何か温かい。

 

孤独な人は猫を愛するのだろうか。

あっちゃんも、猫が好きだった。

孤独はいいものだと言っていた。

 

私も

孤独はいいものだと思う。

 

孤独で、自分に忠実にありたい。

 

フジコヘミングさんは

そんな人だったように思う。

 

リストを愛していたと思う。

私もリストが好きだ。

 

愛と狂気のはざま。

 

そんな夢と陶酔のような

世界にいる人たちが

一人、一人と

この世界から

肉体を離れている。

 

偉人の死。

 

どんな言葉にもならない。

安っぽくなる。

 

ただただ、

その生き方と

生み出すものが

好きでした。

 

お読みいただき

ありがとうございました。