ご訪問ありがとうございます。

 

ずっと見たかったのですが

やっと、見てこられました。

 

映画

「君たちはどう生きるか」

賛否両論あるようですが

 

私的には

とっても面白くて

目が離せませんでした。

 

キャラクターがまず面白い。

さすが、宮﨑先生です。

 

(画像お借りしました)

 

確かに、タイトルの

「君たちはどう生きるか」に

対しての答えが何かは、

わかりにくい、というか

人によって感じるだけの

答えがあるかとは思いますが…

 

あなたが感じたものが正解でいい!

 

面白すぎて

ガイドブックを買ってしまいました。

 

そこに書いてあった

宮﨑先生の言葉がとても印象的です。

 

「人生の危機にあって、

見たくないもの、

あばかれたくないものを見すえ、

跳躍しなくてはならない。

この作品には、楽しく

心温まる肌触りを求めない。

悪漢、夢魔、血まみれの世界に

耐える勇気こそ描かなければならない。」

 

宮﨑先生が

死ぬ前に伝えたかったのは

 

過去の日本人の行いと

耐えしのいで見てこなかったもの。

その歪み。

 

戦争だけじゃなく

心に巣食う妬みや嫉み

愛と喪失

喜びと悲しみ

死と誕生

 

そのすべてが混在し

どんな世界を創り上げて

私たちは生きてきたのか。

 

そんな世界に

どう立ち向かい

どう変化をもたらしていくのか。

 

この作品の主人公は

自分の中の見たくなかったもの

怖くてさけたかったものを

次元を超えて(移動して)

直面させられていきます。

 

見たくないものを

直視したとき

人は何を思うのでしょう。

 

人間というものに

向き合うことになるのでしょう。

 

私はこの映画で

希望をもらいました。

 

夢と現実、

今の次元と違う次元。

 

その交差する地点で

大切な人に再会できる。

 

交差する地点では

今の私ではなく、過去の自分かも

しれない。

相手も、どの時のあなただろう。

 

今の自分が、

若いころの父に会うかもしれない。

 

次元を変えれば

死は存在しないともいえる。

 

また、どこかで会える。

 

大切なあの人も、

別次元のどこかで生きている。

 

その交差する地点では

嫌なもの、みたくないものを

見せられるかもしれない。

 

それでも、私は

大切な亡くなった人たちに

また会いたいと思う。

 

そしてそんな場所は

あるんじゃないかと思うのです。

 

そんな希望をもらえたのが

私の感想であります。

 

どう生きるのか?に対する

答えは…

まだ見つけられてないので

何回か見て見つけたいです。

そのぐらい、また見たい作品です。

 

お読みいただき

ありがとうございました。