仙台市にある菊地智子ピアノ教室です
ちょうど今
私が担当してきた生徒さん方が
他教室の移動や見学、
面談などなどされている最中で
先日Sちゃんのお母様から
こんな話がありました
他教室への見学に行きました
体験レッスンもしてもらえ
ここはこうした方がいいとのアドバイスを受けたのですが、
Sちゃんは考える時間があるのが好きらしく
ストレートに答えを言われてしまうのが
しっくりこなかったそうです
そして
私が2年前に考案した
cuore riccoがどういう意味なのかが
ハッキリわかりましたと
お母様が仰ってくれました
(その時の言葉の強さには心から納得された様子がわかりました)
側からは何となく遊んでいるような
はたまた誰でもできるような
それで演奏と言えるの?みたいな
etc笑
そうなんですよ
音楽をコピー(師匠の演奏)するのは
カンタンなんです
ですがその子の持つ音楽性を引き出すレッスンをしてる先生ってなかなかいない
もちろん私も以前は私のコピーを作り上げていましたよ
娘見ていると智子先生の演奏してる感じに
よく似てるなぁって思いますと
度々聞きましたよね
学生の頃
同級生を見て
やっぱりあの先生の弾き方だよね
やっぱり(担当の先生を)聞かなくても
弾き方見てたら分かるわ
間の取り方とかねぇ
なんてよくいう話でした
本格的なプロの演奏家になるなら
また別な話ですが
コンクールなんかで
よくよくよくよく審査員の先生方が
仰ることは
「真似ではなく自分らしさの演奏
その曲を知って、どう感じるか?どう表現するか?」
どのコンクールでもよく言われます
本当にそうだと思います
テクニックが100%完璧でも
心に届かなければ
染み渡る音が奏でられなければ
これは
ロボットの演奏で十分です
ピアノは木製ですし
演奏者は人間です
同じ音は二度と作られません
だからこそ
今この瞬間にどんな音色が欲しいのか
ワクワクしていたら
どんな音になるのか
泣きたい時どんな音が出てくるのか
そんな事を知ったら
ピアノって楽しくなりませんか?
cuore riccoが1人でも
ご納得頂ければ
私の仕事は大成功です
まだ初めて2年でしたから
経過途中となりましたが
引き続き教室の先生方は
この考案したレッスン方法プラス
先生方らしいレッスンを継続してくれます
講師引き継ぎも決定されていない生徒さんも
まだありますので
ご縁のある先生と出会ってくれたらいいと
思っています