今シーズンの柑橘の花摘みも、いよいよ最終章。 最後は「むらかみくだもの」さんの日向夏畑へと足を運びました。

 

 

今春は温州みかんから始まり、じゃばら、文旦、レモン、そして日向夏へ。 一つ一つの花を手に取り、その命の香りを追いかけてきた日々。真っ白な花びらはどれも似ていますが、蒸留器を通すと、それぞれが秘めていた驚くほどの個性が「水」となって現れます。

 

「低温真空」が叶える、生きた香りの結晶

私たちが大切にしているのは、「低温真空蒸留法」。 真空状態で沸点を下げることで、植物を熱のダメージから守りながら、花の中に閉じ込められた水分を丁寧に掬い取ります。

こうして取り出された「植物細胞水」には、熱による変質がありません。 鼻を近づければ、そこに日向夏の白い花が咲いているかのような、瑞々しく気品溢れる香りがそのまま息づいています。

究極の純度。「0.2ミクロン」の約束

そして今回も、この命の水をより安全に、ありのままお届けするためにこだわったのが、仕上げの工程です。

抽出した植物細胞水を、さらに0.2ミクロンの超微細なフィルターで除菌しました。 目に見えない菌すらも取り除き、限りなく純粋な状態へ。

それは、香りを楽しむだけでなく、「飲める」レベルのクオリティ。 自然栽培の花が持つエネルギーを、安心とともに、文字通り身体の中まで取り込んでいただける仕上がりです。

自然栽培の力を、一滴の雑味もなく

農薬も肥料も使わない、むらかみくだものさんの自然栽培。 その逞しい命の輝きを、低温真空で守り、0.2ミクロンのフィルターで磨き上げる。

「自然の力」と「技術の粋」が重なり、今年もまた格別な一滴が完成しました。

温州みかんから始まった柑橘のバトン。 日向夏の香りに包まれながら、今年も豊かな自然の恵みを形にできたことに、深く感謝しています。


日々の活動や、自然栽培の物語はこちらでも綴っています。 自然派きくち村のブログ(アメブロ)