千葉市美術館に行きました。
現在開催中の「サムライ、浮世絵師になる！鳥文斎栄之展」を観ました。
武家に生まれた画家の鳥文斎栄之の浮世絵をたくさん観ました。
鳥文斎栄之は美人画と隅田川を描くのが上手な画家でした。
あまり知名度は、他の浮世絵師ほどは無いかも知れませんが、鳥文斎栄之は海外で人気が高く、作品は海外にもたくさんあります。
今回の展覧会でも、ボストン美術館や大英博物館から貸し出ししている作品も多かったです。
この縦長の女性が素晴らしいです。
当時の女性は、今ほど身長は高くないですし、こんなモデル体型ではないと思うのですが、鳥文斎栄之の作品は女性を美しく描いています。
これが本当だったら、何頭身だっていう話しです。
鼻筋の通った顔長も特徴的です。
隅田川を描いた作品です。
けっこう見応えのある展示でした。
次も企画展の武士と絵画です。
宮本武蔵から渡辺崋山、浦上玉堂までの武士が描いた作品が展示されていました。
武士だからなのか、全体的に線が力強かったです。
線が力強いので、絵が固かった印象でした。
千葉市美術館では、浮世絵を真似たスタンプで実際に体験できました。
5色のスタンプで絵が出来上がります。
こちらが実際にスタンプで押して出来ました。
続いては千葉市美術館コレクション選です。
寿老人と鹿と鶴の掛け軸作品です。
なんで、この３つを描いたのか不思議です。
市川海老蔵の隈取の作品です。
先ほどスタンプで作った元の作品です。
こうやって観ると作ったからこの作品に親近感がわきます。
今回はとても充実した展覧会でした。
きくちのアート教室
Kikuchi Art House
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