退院してから、妹が医者との会話を録音した、
20分の音声データを聞いた。
私が手術後に ICUでくたっとしている間、
妹と小菊が、手術を担当した医者と話をしている音声。
心停止したことも、ここで初めて
妹と小菊が知ったみたいで、混乱して質問してるのが
リアルだった。
医者が言うには
冠動脈の動脈解離からくる(SCAD(スキャッド))、
心筋梗塞(MI(エムアイ))だそうで。
MI(エムアイ)は、心筋梗塞を表す頭文字らしい。
中年の女性によくある病状らしい。
ちゅ…中年…?
と思ったけど、そうよね、もうすぐ50だもんね。。。
心臓に3本ある冠動脈のうちの1本に亀裂が入って、
血管の層が1枚はがれてそれが血管にフタをしてしまって息苦しくなり
病院についたときには、心臓の8分の1に血が通っておらず
その不整脈から心停止したそう。
幸い、一度の電気ショックで戻ってきたから良かったです、
詰まった血管にはステントを入れたけど
(たぶん、あのグシャグシャしてた感じのときかな)
その先の0.4ミリも無い血管がまだ詰まってるから
息を止めて力んだり、力を入れたりすると
先の詰まった血管が破裂して死ぬから禁止です、と。
心筋梗塞の再発率も、一度も心筋梗塞をやってない人より高い。
とかなんとか言ってた。
つくづく、ホントにヤバかったんだな、と思うのと同時に
別にあのまま死んでても、特に後悔は無かったな、とも思った。
小菊も成人したし。
上司も社長も親戚もみんな「しっかりした子だ」って褒めてくれたから
なんだ、小菊、しっかりした子なんだ!って安心した😂