福島から北海道へ・・・ -3ページ目

福島から北海道へ・・・

子供の未来の為に私たちが出来ること。

今日は風が強い日だった。

午前中”オーストラリア”ってDVDを観てウトウトしながら過ごしてた。


風がすごく強かったから夢の中にまで出てきて変な夢を見たりして・・・。


12時30分頃、いきなり携帯が鳴った。

ドキッとしてディスプレイを見たら病院からだった。


手が震えた。


待ちに待った電話なのに怖くてとりたくない。

でも結果が聞きたい今すぐにでも!!!!!


もう変な感情だった。自然とその場に正座してる自分w


恐々と通話ボタンを押してドキドキしながら携帯に耳をあてる。

先生の声がした。

息が止まる。


先生の長い前置きみたいな話を息を止めながら聞く。


『~という事で、結果は異状なしだからね(*^▽^*)染色体異常は見つからなかったよ!』


この言葉を聞いて泣き出しそうになるのを必死にこらえて何度もお礼を言って電話を切った。


速攻旦那に電話。

仕事中で忙しそうだったけどかまわずに結果を言わなきゃ・・・


と思うのにあたし旦那の声聞いた途端、嗚咽を我慢できず号泣ww

紛らわしいよねw

『今、病院から結果があって・・・うわーん。゚( ゚´д`゚ )゚。』みたいな。


旦那はもちろん、(あ、なんか問題あったんだな・・・。)っておもったらしぃ。

そりゃそうだ。w


ひとまず落ち着いてから異状なしの結果を伝える。


旦那の電話越しの声が震えてるのが分かった。よかったよかった!!って明るく振舞ってたけど。

あとは無事にすくすく育ってくれるのを待つだけだね!って話して電話を切った。


実家の母と父にも電話をかけて結果を伝えた。


報告が終わって、改めて一人でポ~~~っとしてみる。


ホッとしたのと今までの不安が吹き飛んだすっきり感とでもう一回泣く。w


外を見たらさっきまでの強風がぴったり止んできれいな青空が広がってた。

もうなにも心配はない。大丈夫なんだ。

お腹を撫でながら何も心配しないでおっきくなろうね♪って話しかけた。



あれから毎日ネットで18トリソミーとか21トリソミーの赤ちゃんを育ててるママたちのブログを見てる。


メソメソしたり、関心してみたりほっとしてみたり・・・とにかく感情の起伏が激しい。

でもいい言葉を見つけた。

”勇敢なあかちゃん”ってタイトルの詩みたいな・・・。

ものすごく感動してポロポロ泣いた。


結局泣いてるし・・・。


仕事から帰ってきて旦那にあたしはいつもネガティブ発言を繰り返す。

それを毎回受け止めてくれる旦那。

分かってはいたの。


旦那だってすごく不安で先のこと考えると怖いんだってこと。


なのにあたしは毎日メソメソ(´_`。)


ついに今日旦那にチョット怒られた。


「まだ結果も出てないのにどうしてお腹の子が障害があるって頭で話すの??

まだわからないじゃん!もしもの時に備えて調べたりするのは良いことだと思うけど

もしそれが落ち込んだりする材料になるならもう調べたりするのやめな!!」


って。


うん。ごめん。(ノω・、)ウゥそうだよね。まだ結果もわかってないのにあたし・・・。

だから今日限りで辞める!!

泣き言ばっか言ったりするのも。


強くならなきゃ。


いよいよ羊水検査当日。


朝旦那と子供たちを送り出してから2日分のお泊りセットを用意。

旦那はもしかしたら仕事うまく抜け出せるかも・・・!!なんて言ってたんだけど

「無理っぽい・・・」ってメールが(ノω・、)


急だったし仕方ない。一人で頑張るしかない!!

なんてドキドキしながら11時頃家を出る。

なるべくゆっくり車を走らせて、途中コンビニに寄ったりして

12時前に産婦人科外来へ。


金曜日なだけあって待合室は鬼混みw

外来に置いてあるたまごクラブをパラパラ見てるけど全然頭に入ってない状態!(´Д`;)


1時頃、人が居なくなってきたところに小走りで旦那が外来にやってきた!!!!

すごく嬉しくて、ホッとして、泣きそうになったけどグッと我慢した。


いよいよ先生に名前を呼ばれて処置室へ・・・。

旦那も一緒に改めて、羊水検査の方法と、メリット・デメリットの説明を受ける。

エコーで赤ちゃんの位置と嚢胞の確認なんかを先生が旦那に説明。


この時、旦那は先生の説明よりもエコーに映る赤ちゃんを見れたのが嬉しくてニコニコ( ´艸`)ww

おい!!ww


さ、それじゃ始めましょう!って先生が言うと看護婦さんは旦那を処置室の外へ・・・!!!

あれ?手とか握ってて欲しいのに(´;ω;`)ウッ・・とか思いながら旦那を目で見送る。


先生はお腹全体に消毒液を塗ったくる。

それから手術用の青いシートをかぶせる。チョットビビるあたし。w

先生も看護婦さんも手術用のゴム手をはめてなんだか本格的!!


不安そうなあたしの表情に気づいた婦長さんが


「大丈夫よ!wちょっと大がかりに見えるけど、バイ菌とか入らないように二重三重に予防してるだけだから!」


うん。。。分かるけど。なんだか怖いじゃん。゚( ゚´д`゚ )゚。ウェーン

そしていよいよ、針の登場!!

ネットで散々検索かけて調べつくしてたけどやっぱ怖い。


麻酔かけるって聞いてたけど、先生が衝撃の一言!!


「麻酔は打たないからねぇ(。・д・。)何回もチクチク刺されるの嫌でしょ?w」

ってそーゆーのでいいの?!?!ねぇ!?!?!?って。


針は見ないでおこうと思ってたのに・・・見ちゃった・・・Σ(゚д゚;)


あたしが調べたネット情報では、細くて長くてフニャフニャした糸みたいな針だったはずなのに・・・

今目の前に見えてるアレはただのながーーーーい針。

糸みたいに細いって・・・・麻酔をしてからって・・・・全部覆される。


じゃ、刺すね~!って


感覚的には『プチっブチッズキィィーーーーーーん』みたいな。

子宮を突き破った感覚がばっちりした。

刺してる間もずっとズキんズキんしてる。鈍い痛み。

先生と看護婦さんの連係プレイで試験管みたいな容器に3本の羊水を採取!


「ううぅぅぅぅ~~~」って声がついつい出ちゃう。

心の中で(お願い今は絶対動かないでね!お利口さんにしててね!!)

って赤ちゃんに話しかけてた。


針を刺してる時間は多分5分くらい。

針を抜いてから先生に採取した羊水を見せてもらった。


うっすら黄色くて、おしっこみたいなw

思わず「おしっこみたい・・・」って言ったら

『うん!要は赤ちゃんのおしっこだからね(・∀・)羊水ってw』

へ~~。


無事終わったから30分はこのまま動かないでね?って先生が部屋を出て行った。

看護婦さんが旦那さん呼んでこようか?って気を利かせてくれた。


扉の外にいた旦那がすぐ入ってきて、大丈夫か?ってこれまた不安そうな顔で聞いてきた。w

なんか、外まであたしの「うぅぅぅぅ~~~」って唸り声が聞こえてたんだってww


30分経ったからもう立ち上がっていいよ~って言われてゆっくり起きる。

やっぱ刺した部分に違和感(→o←)

お腹も張ってるような重たいような・・・とにかく変な感じ。


先生と看護婦さんに挨拶をしてお会計まで旦那に手を取られながらゆっくり歩く。

旦那に会計から車を入口まで持ってきてもらったり

いや~マジ一人じゃなくてよかった~~~って思った。


そのまま実家に直帰!

母が事前に用意していてくれたお布団に横になる。

そして旦那は仕事に戻っていった。


それから約3日間あたしは大事を取ってごはんとトイレ以外は動かず。

母も仕事を休んでくれた。

旦那も甲斐甲斐しくあたしを重症患者みたいに扱ってくれたww

子供たちにも説明はしてたからすごく協力的になにかとパシリになってくれたww


ひとまずあれだけ恐れてた羊水検査は終わった。

2~3週間程で結果が分かる。


結果はあたしの携帯に先生から直接電話がかかってくる。

もし白だったら電話越しに「大丈夫でしたよ♪」ってそれで終わり。

もし黒だったら・・・「詳しく説明しますから旦那さんと一緒に来てください」って言われて

後日改めて病院に行って結果を聞くって形らしい。


どうか、何事もありませんように・・・と祈るばかり。


検査希望の決断最後の日。

朝9時に病院へ電話した。昨日と同じ看護士さんが電話に出たので、やっぱり羊水検査を受けようと思うと伝えた。


そしたら看護士さんは今日これますか?って。


!?今日ってショック!あせるそんないきなりあせるあせる

みたいな。
でも話を聞くと週数が週数なだけに、1日でも早く検査をしないと結果が出るのが2~3週間かかるから23週に入っちゃうと選択肢はなくなるって訳。って事は諦める選択肢って事だよね。今は考えたくもないけど…。
後は赤ちゃんが大きくなると羊水と赤ちゃんの間にある空間が狭くなるから針を刺しにくくなるんだって。

とにかく、急がなきゃ!みたいな状態で。
羊水検査をするにあたっての同意書にサインもしなくちゃいけないし説明も受けなきゃならないから、どっちにしろその日の午後一で病院に行くことになった。

旦那にすぐに電話をして、状況説明。仕事は抜け出せないから、終わったら直ぐに電話してね!って事だった。


1時に病院に着いて、産婦人科に行くと看護士さんが資料を用意して待っててくれた。

まず、検査についてどのように針を刺すか。とか、どの位の量の羊水を採取するのか。とか、痛さのレベルはどの位か。とか…色々聞いた。この病院での羊水検査を受けた妊婦さんの数とか(その後、流産とか赤ちゃんに針刺しちゃったとかのミスや異常は今まで1件もありませんよって事も)検査をする先生は大学病院でも何百件もこの検査をしてるしベテラン中のベテランだから安心して下さいね!って。
検査を受けた後2日間は家事なども一切しないで絶対安静にして下さいって。
まぁこれについては、ネットとかで調べてたから検査当日から3日間は家族みんなで実家にお世話になるって段取りはしてあったから慌てたりはしなかった。

あとは同意書。
なんかゴチャゴチャ難しい事色々書いてあったけど、内容を簡潔に言えば
『羊水検査を受けるにあたり、最初にリスクがあるって説明してんだから万が一何かが起きても文句は一切言いませんよ。』って感じ。
結局、最近多くある産婦人科の訴訟問題とかに敏感になってる病院側の自己防衛的な内容。


受ける前に、この検査にリスクは有ることもこちらとしても重々承知の上だし。

とりあえず翌日の1時から羊水検査の予約を入れて、資料と同意書を持って病院を後にした。

旦那に説明


家に帰ってから実家に急遽、明日検査する事になった事を説明して泊まりの用意をした。


すごくドキドキした。


羊水検査事態も恐い。

だってお腹に針を刺すんだもん。20㎝位の長さみたいだし。それ程痛くないって看護士さんも言ってたし、色々なブログとか見ても『想像したよりは痛くなかった』とか書いてあるし。


それに一番は検査結果が恐い。色々な想いが交差する。


でも頑張る!
この子の為に。自分の為に。家族みんなの為に。
朝になって、旦那を仕事に送り出す。


この日から毎朝日課の"行ってらっしゃいのチュッ"の後に、旦那がお腹を撫でながら『大丈夫。大丈夫。お前はなんともないよ。』って話しかける動作が付け加わった。


旦那の『大丈夫』は魔法の言葉みたいにあたしの気持ちを落ち着かせてくれたんだよね。



旦那が仕事に出た後、子供達を起こしてご飯を食べさせて用意させて学校に送り出す。いつもと変わらないバタバタした朝。


みんなが居なくなって、ポツン…と一人になった部屋でいきなり辛くなってくる。


9時になって病院に電話をした。

看護士さんが電話に出たので名前を言ったら直ぐに分かってくれて、

『どうしますか?』

と聞かれた。


『話あった結果なんですけど…羊水検査は受けない事にしました。』


そしたら看護士さんが

『うん。分かりました!大丈夫?もしかしたら後で先生からお電話あるかもしれないから、その時はもう一度お話してみてね(^-^)』

なーんか…不安に。


だって羊水検査しません!って決断に『え?いいの?大丈夫なの?』みたいに聞こえて(あたしの心理状態からそう聞こえたのかもしれないけど汗)また不安に。


多分、このまま妊娠継続を希望するのか…どうするのかって話を確認するためかなって思った。


電話を切った後、あれだけ昨日は『大丈夫!この子は何の問題もなく産まれてくる!!』なんて思ってたのに、看護士さんの何気ない一言で心はグラグラ揺れてきた。


旦那のお昼休憩を見計らって電話をして、朝の電話の内容とあたしの気持ちを話した。


旦那は『今日の夜、実家に行ってお父さんとお母さんにこの事話してみて意見を聞いておいで!』って。


確かに第三者の意見も参考にしてみた方がいいのかもしれない。


夜、9時に子供達をベッドに送り届けた後に実家へ出発。


実家の駐車場に着いてから、『泣かないぞ!』と一呼吸してから車を出て家に入った。


まず、紙とペンを用意して分かり易いように書き出しながら説明していった。父も母も真剣に私の話を聞いてくれた。


全て説明し終わって母の意見は、

『羊水検査は受けた方がいい。』


だった。やっぱりお母さんはあたしの母親として娘がもし障害のある子を産んで育てていくとなった時、耐えられるのかどうかを一番に心配してた。


8年前、あたしが2番目の子を産んだときに、産まれてすぐに水腎症と合併して敗血症と肺炎にかかっていてNICUに運ばれて行ったんだけど、その時結構危険な状態で先生から

『万が一の可能性もありますので、できる限りご家族を呼んで赤ちゃんを送り出して(NICUのある病院に搬送されるから)あげてください。』

って言われて家族みんな病院に集まったんだけど、その時のあたしの状態が酷かったから…。搬送されるまでの間、保育器に入って色々な管や機械に繋がれて泣くことも出来ない位衰弱しきってグッタリしている我が子を抱くことも出来なくて、唯一出きるのは保育器の手を入れる穴から両手を入れて、頭を撫でて、小さな手を包むように握って声をかけてあげる事だけで…。


その時のあたしはもう今にも死にそうなくらいな泣き崩れ方で酷かったから…。

まぁそのあと腕の良いドクターの元、メキメキ回復していって3歳の誕生日を迎える頃には最初は毎週行ってた通院も一年に一回の通院になるくらい回復して今では立派な一年生になったわけだけどニコニコ



当時の私の状態を見ていた母からしてみれば相当心配なはずだよね。毎日メソメソしていたし。


シビアな話、もし障害があったら上の子2人にも必ず負担はかかってくるよって。確かにそうだよね…色々な考え方があるんだよね。

お金の事だって、生活環境だって、全てひっくり返る位の覚悟をしなくちゃいけないんだ。


それでも、父も母もどの道を選んだとしても全て受け入れるよって言ってくれた。


もし、検査をして異常が出たとして産むと決断しても出来る限り全ての事をバックアップしていくし、その逆に諦める選択肢を選んでも誰も責めたりする人はいないよって。


この問題に正しい答えなんかなくて、どの道を選ぶかじゃなく、選んだ道でどう生きていくかが大切な問題なんだよね…って。



父と母に相談して良かった。視野が広がったというか、もっと見つめなければいけない問題も新たに沢山気付けた訳で、本当に良かった。


家にあたしが帰ってくる少し前に旦那も仕事から帰ってきてた。


用意してたご飯を食べていた旦那の横に座り、父と母と話した内容と自分の気持ちをゆっくり伝えた。


『羊水検査を受ける。』


結果が悪ければ諦める為とかじゃなく、あたしの精神衛生上この不安でグラグラな気持ちのまま残りの妊婦生活を過ごすのはあまりによくないから。


それに、白黒はっきりつけたいってのが一番の理由だった。


旦那はあたしの気持ちを尊重してくれて、明日の朝もう一度病院に電話する事にした。