近畿、首都圏で中〜高価格帯の有料老人ホームを展開する企業。

 

売上と利益の伸びは約20%と高く、PERも13と割安感はある。

 

強みは、「入居者の生活を大切にすることで魅力的なサービスを大切にする」と歌っている通り、介護サービスの品質だと思う。強みは、同業他社よりも高い利益率として数字に反映されていると推測される。※ただし、同業他社はセグメントの一つとして介護付き有料老人ホームを運営していることが多く、そのセグメントごととの比較が必要だが、今回はそこまで行っていないためあくまでだったらいいなという推測。

 

安全性も同業他社よりも高い。

 

ただし、成長性に疑問が3つある。

①同社は年間約5つのホームを新規開設し成長しているが、2024には100施設にするため、8、13、15と施設数を増やす予定らしい。「今」、開設できていないのに「今後」開設できるのか疑問がつくし、そのペースで開設した結果、サービス品質を維持できるのかも心配だ。

 

②市場成長率は今まで20%以上だったが、2020年から5年刻みで15%、10%、5%と低下することが予想されている。そして、その中でターゲットとなる富裕層はさらに減るのではないかと不安がある。富裕層がいなくなった場合、介護診療報酬による収入に頼ることになると利益率低下、法律改正のリスクの高まりなどもあるだろう。

 

③介護職の異常高い有効求人倍率も気がかりだ。成長と品質維持には「人」は欠かせない。

 

まとめ

施設の増加ペース、採用のペース、稼働率を両目で見ながら少しでも不安があったら売却するという手法が有効なのかもしれない。サービス品質が良いかどうか確認できないからこそ、中長期的な目線での投資が難しい。以前、1,525円で一株購入していたようだ。今後もウォッチしていきたい。