写真：日光 春の華厳の滝
天のイワクラの代表は太陽と月です。
そして木星、火星、金星、土星、水星などがつながります。
地球の上にも山というイワクラがあり、
そこには山の形を通して天体を映し出しています。
木火土金水と太陽と月のイワクラがあります。
地球の映し出すイワクラは
依り代として天体とつながっています。
天のイワクラは地球の自然の造化や
生物の成長発育にも大きな力をもっています。
特に太陽は私たちによくわかる形で
強い影響力を与えています。
月もやはり人間の成長や出産や
作物の生育にも関係しています。
イワクラは地球の上にある岩盤や巨石を指しますが、
その奥の宮は天体にある日月を
始めとする惑星や星々のことです。
特定のイワクラはオリオンの三つ星とつながり
さらに遠くにある北極星とのつながりを伝えています。
平安時代に確定された天皇が奉祭する
神道は神宮を最高の位としました。
伊勢神宮はそれであり、意外でしょうが、
関東にある香取、鹿島神宮もとても
大事な神社として崇拝されていました。
つまり３つしか最高の神社として
認められていませんでした。
後にいろいろな神社に尊称として与えられました。
明治神宮は100年前に神宮の名前が与えられています。
この３つしかなかった神社はどれも
共通して東の海辺にありました。
海から見える太陽を遙拝する地にあったのです。
これこそが神宮の正体です。
太陽を迎える宮殿こそが神宮なのです。
式内社は別としてただ神宮と呼ばれることに
意味はいろいろありますが、
やはり太陽を迎える宮殿としての
特別な場所にある社だといえます。
つまり伊勢神宮はもっとも伊勢の
東のとったんにあり、伊勢の森から見える
太陽がのぼる姿を遙拝しそれを
向かい入れる場所にあります。
これこそが古代の祝(イワイ）のクラ、
朝日を奉祭する神社でした。
【イワクラは健康パワースポット】
イワクラは竜穴といわれ、気のツボです。
気のツボは、そこに気が出てきたり、
他の場所に気をつなげていく役目をしていました。
そこのまわりを気のエネルギーで満たし、
樹木が地のエネルギーを
調整するものになっていくのです。
神社が樹木の象徴ならば、その後ろにある山と
そこに点在する巨石群はまさしく
石と木の融合が神社であるといえます。
イワクラ神道は樹木とイワクラを
よりしろとしたものです。
そこで隠された本当の秘密は
太陽を遙拝するところにあるのです。
山はひとつの天体の写しとしての
７星（日月木火土金水）に擬人化されています。
山と天体はつながっていると
縄文人は考えていました。
山から見る天体は、宇宙全体の縮図としての
星々が感じられ人間の脳とのつながりで
山は宇宙につながるセンターでした。
その中でも山の竜脈とつながる場所、
岩盤や巨石の中でもイワクラと言われます。
さらにピンポイントの場所は人間と
一体化する最適のツボのある場所です。
【水の波動と天地の光パワーを受ける】
樹木の森と石、命の水を大切にし、
地球を育む太陽と一体となるのが
イワクラ神道でした。
生きる上で最も大切な水を中心とした
聖地を作り出していくのです。
①現代人の健康の決め手は太陽を活用することです。
朝日を見るだけでも、元気になり、
心が晴れ晴れとしてくるはずです。
朝日は特に身体の中の陽気を活性化する力があります。
②イワクラを始めとする鉱物は人間の身体の
中心にある骨や脳との共振を起こし、
心を穏やかに自律神経を調整する力をもっています。
単なる散歩やハイキングに比べてイワクラと
認定されている場所に行けば岩の力、
特に山の竜脈にそったイワクラは効果が絶大です。
③巨樹、ご神木は身体の中の邪気が抜け、
脳が休まります。
④イワクラの周りにある聖なる水は
人間の身体の水と共振を起こします。
人間の身体の中の約70％は水分といわれますが、
体内の水分が滞ったり、さらにむくみや冷えが
はっせいすると身体全体が不調になってしまいます。
水分がスムーズに身体を流れ、
身体の中のむくみや冷えがとれていくことが
漢方では健康法の一番よくしていかなければ
ならないポイントになります。
自然の中の滝や小川のせせらぎを
感じるところが滋陰の力を力をつけるところです。
緊張や興奮をとり除き、心穏やかにする場所です。
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