写真：岡山 美作市 天石門別神社（あめのいわとわけじんじゃ）
【現代科学では紐解けないもの
それが「イワクラ」である】
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ーーー葛原黄道ーーー
地球生命体としてのイワクラ学★シリーズ
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イワクラを理解する上でもっとも大事なことがあります。
それは縄文人の心、精神にもどることです。
そのためには、縄文人の考え方、思いをもとに
イワクラをみることです。
イワクラの周りを掘って調べたりする発掘調査を
することではありません。
縄文人の心に戻ることがもっとも大切なことです。
科学というのは、一見合理的で正しい方法と
思われているかもしれません。
しかし、現在でも科学的と称するものの
間違いが多くあります。
それは仮説をたて、実験証明するという手法である
演繹帰納法というもので成り立ってるからです。
仮説が間違っていたら、本当のことが実験できませんし、
出てきた結果も、間違いになります。
例外が多すぎて使いものにならないことが
たくさんあります。
例えば医学が良い例です。
コロナひとつでも今大きく騒がれている検査法も
７０％しか当たらず、多くのコロナに関する仮説も
日々更新され、新しい説がでてきています。
イワクラは、「こうだ」と言い切れるものは
いまだかつてないのです。
古代の心に戻り、地球創世からの歴史や思想を
読み取っていくための始めとなるものです。
【現代科学では紐解けないもの】
イワクラ学にとって間違っていると思われることは、
科学と称するもので、岩石を分析したり、
現代の天文学で天体の運行に当てはめたり、
考古学で理詰めに考えることです。
例えば、古墳の中に埋められているものや
ゴミ捨て場のようなものの発掘でわかることは
少ないのです。
決してイワクラを科学的に分析して
しまってはいけません。
仮説が間違っていると
とんでもないものになってしまいます。
一部的なものになってしまう恐れがあります。
群盲象（ぐんもうぞう）を評すといわれるように、
『物事の一部、ないしは一面だけを理解して、
すべて理解したと錯覚してしまう』 ということに陥ります。
全体を見るためには、イワクラ思想が
たどってきた道筋をしることが大切なのです。
科学的に分析してしまう、
わかった気になるということが問題なのです。
【現代の科学信仰という宗教】
現代人は科学を信仰しています。
科学的ということだけで、信用したり、評価します。
経験や体験は片隅に追いやられることが多いのです。
東洋の科学といわれるものは、体験を基盤とし、
数多くの時代を経て多くの人々の経験の知恵として
伝えられてきています。
分析したり、仮説、証明するという方法はとりませんでした。
縄文人は科学的な方法を使ってイワクラに
携わっていません。
縄文人は直感と経験によってイワクラを起点とした
生活を行っていました。
古墳と称される大地のイワクラは
風水学を知らなければ理解できません。
イワクラ神道は道教や陰陽道を
知らなければ理解できません。
山のイワクラと里のイワクラは
修験道の管轄でした。
明治時代に陰陽道と修験道は
明治政府によって廃絶されました。
そのため今ではイワクラの意味が
わからなくなってしまったのです。
現代人は科学的方法で一生懸命イワクラについて
理解しようとしています。
しかし、科学という手法で近づこうと
すればするほど、残念ながら
イワクラから遠ざかっていくのです。
科学で理解しようとしたがために、
縄文時代から存在する日本のイワクラは、
その使用方法も造られた意味も
わからなくなってしまいました。
これが、イワクラが矮小化されたり
ミステリアスなものとして扱われて
しまった理由なのです。
現代でもイワクラが本当に私たちに
役立つものになるためには、
科学ではない、縄文の心に
戻ることが大事なのです。
その時初めてイワクラの復権がなされるのです。
葛原 黄道＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
イワクラを知るために大切なこと
それは縄文の心、知恵、
気というものを知ることから
始まります。
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